特許
J-GLOBAL ID:200903098335356590

フェーズ・シフト・キーイング変調波復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-020392
公開番号(公開出願番号):特開平8-214035
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 ノイズの影響を回避し、PSK変調波の正確な復調を行なう。【構成】 受信した変調波をサンプリングする離散化部205と、このサンプリングされたデータからパワースペクトル分布を算出するパワースペクトル分布算出部206と、このパワースペクトル分布から、搬送波周波数とノイズ成分の周波数とを区別する搬送波周波数検出部207と、前記離散化部205で量子化されたデータと、PSK変調波および搬送波周波数付近のノイズのモデルとのマッチングが最もとれるよう同相成分を決定するとともにモデル化誤差を算出するモデル化部20とを設け、このモデル化誤差が最も小さくなる点にて同期タイミングを出力し、この同期タイミングで同期したときの同相成分を検出し、この同相成分の信号から基底信号を取り出すように構成した。
請求項(抜粋):
受信した変調波を一定時間毎にサンプリングし量子化する離散化部と、前記離散化部において量子化されたデータにデータウインドウを与えてこのデータウインドウ内のデータを最大エントロピー法によってそのデータウインドウ内における変調波のパワースペクトル分布を算出するパワースペクトル分布算出部と、前記パワースペクトル分布算出部で算出されたパワースペクトル分布から、搬送波周波数のパワースペクトルと、ノイズ成分のパワースペクトルとを区別する搬送波周波数検出部と、前記搬送波周波数検出部において検出された搬送波周波数および搬送波周波数付近のノイズの周波数を固定した条件下で、前記離散化部で量子化されたデータウインドウ内のデータと、フェーズ・シフト・キーイング変調波および搬送波周波数付近のノイズのモデルとのマッチングが最もとれるよう同相成分を決定するとともに、モデル化誤差を算出するモデル化部と、前記モデル化部から出力されたモデル化誤差が最も小さくなる点付近のタイミングにて同期タイミングを出力する同期検出部と、前記同期検出部から出力された同期タイミングでデータウインドウが1符号に同期したときの同相成分を検出する同相成分検出部と、前記同相成分検出部出力である同相成分の信号から基底信号を取り出す符号化部とを設けたことを特徴とするフェーズ・シフト・キーイング変調波復調装置。

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