特許
J-GLOBAL ID:200903098340558672

改質装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-092766
公開番号(公開出願番号):特開平7-291602
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 改質装置の傾斜等により起こる触媒層上面の傾斜を防止し、触媒層の温度分布の差を軽減することを目的とする。【構成】 触媒層10の触媒が充填当初より密につまり、触媒層10の上面が下方に下がったとしても、触媒層10上に設けられた伝熱粒子層12の伝熱粒子は触媒層10上面の動きに伴ってスムーズに下方に下がるので、触媒層10と伝熱粒子層12との間に空間が生じることはない。また、伝熱粒子上の押さえ板13はバネ14よって弾発付勢されているので、触媒層10は、常に伝熱粒子層12と押さえ板13によって押さえられた状態になっている。更に、伝熱粒子層12は加熱空間から得られる熱によって昇温されているので、触媒層10上方が保温される状態となり、触媒層10の温度分布を軽減する。加えて、燃料ガスが触媒層10の上方から供給される場合、燃料ガスは伝熱粒子層12中を通過する際に、伝熱粒子層11の伝熱粒子から熱をもらい昇温された状態で、触媒層10中に供給される。
請求項(抜粋):
第一の筒と、前記第一の筒の外周に第一の筒と所定の間隔をおいて設けられた第二の筒と、第一の筒の上端開口部を塞ぐ天板と、前記天板と第一の筒とにより囲繞された加熱空間とを有し前記天板位置より第二の筒の上端が上方に延設され、前記第一の筒と第二の筒との間には改質反応に用いられる燃料ガスが通過する触媒層が設けられており、当該触媒層の上面が前記天板よりも下方にある改質管において、前記触媒層の上に積層された状態で伝熱粒子層が設けられており、当該伝熱粒子の層の上面が天板より上方に位置し、さらに前記伝熱粒子層上には触媒押さえ板が弾撥付勢されていることを特徴とする改質装置。
IPC (2件):
C01B 3/38 ,  B01J 19/24

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