特許
J-GLOBAL ID:200903098347680783

高清浄性オーステナイト系ステンレス鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268124
公開番号(公開出願番号):特開平9-111329
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】高清浄性オーステナイト系ステンレス鋼の製造方法の提供。【解決手段】下記?@〜?Cの工程で処理する高清浄性希土類元素含有ステンレス鋼の製造方法。?@粗溶湯を出鋼して脱炭酸化精錬を行った後、Si及びMnで予備脱酸する。?AAlを0.03%以上とすると共に、CaO-Al2O3 系スラグを形成して脱酸を行う。?Bそれ以降の全工程でAlが0.03%以上とし、次いでキリングを行い全酸素濃度を0.003 %以下とする。?Cその後、希土類元素を0.01%以上として希土類酸化物の生成を抑制する。この方法では、上記?A及び?Bで更にCa及び/又はMgを0.001 %以上とするAl-Ca及び/又はMg複合脱酸を用いることができる。【効果】溶製過程での清浄性向上、希土類元素添加による清浄性悪化の抑制、及び連続鋳造時のノズル閉塞防止を達成することできる。
請求項(抜粋):
希土類元素を含有するオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法であって、溶解炉から粗溶鋼を取鍋に出鋼して脱炭のための酸化精錬を行った後、SiおよびMnで予備脱酸し、引き続きAl濃度を0.03wt%以上とするとともに、CaO-Al2O3 系スラグを形成して脱酸を行い、それ以降の全精錬工程にわたってAl濃度が0.03wt%以上となるように調整を行い、次いでキリングを行い全酸素濃度を0.003 wt%以下とした後、LaおよびCeを主成分とする希土類元素を添加してその濃度を0.01wt%以上とすることにより、希土類酸化物の生成を抑制することを特徴とする高清浄性の希土類元素含有オーステナイト系ステンレス鋼の製造方法。
IPC (5件):
C21C 7/00 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/068 ,  C21C 7/076
FI (5件):
C21C 7/00 A ,  C21C 7/04 C ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/068 ,  C21C 7/076 Z

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