特許
J-GLOBAL ID:200903098350138175

圧延反り予測・制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-313766
公開番号(公開出願番号):特開平7-164031
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 リバース圧延において、次パス以降の圧延で発生する反りの方向および程度を予測し、これを防止あるいは軽減する。【構成】 圧延荷重測定装置と上下ロールの圧延トルク測定装置を有する板圧延機と、リバース圧延作業中の圧延荷重測定装置、圧延トルク測定装置の出力データを分析して、少なくとも圧延材の変形抵抗の上面側と下面側の差と、摩擦係数の上面側と下面側との差を算出する圧延分析演算装置と、以上の測定データおよび演算結果より、圧延データを採取した圧延パス以降の反り制御圧延パスにおいて発生すると推定される圧延材の反りを算出し、圧延反りを防止するための上下ロール回転速度の差の設定変更量あるいはピックアップ量の設定変更量を算出する反り予測・制御演算装置と、この演算結果に基づいて反り制御圧延パスの設定変更を実行する制御装置とから構成される。
請求項(抜粋):
板材をリバース圧延作業で複数回圧延して所定の板厚に加工する少なくとも上下2本のロールと、該上下ロールのロール周速度をそれぞれ独立に制御可能な手段を有する板圧延機において、前記圧延機の上下少なくともどちらか一方のロール側に負荷される圧延荷重を測定する圧延荷重測定装置と、上下ロールに負荷される圧延トルクを上下ロールそれぞれ独立に測定する圧延トルク測定装置および上下ロールの周速度をそれぞれ独立に測定するロール周速度測定装置とを有し、前記圧延機で板材を圧延する複数回の圧延パスのうちの任意の圧延パスをデータ分析圧延パスとして、このデータ分析圧延パスにおける前記圧延荷重測定装置、圧延トルク測定装置、ロール周速度測定装置の測定データに基づいて、少なくとも圧延材の変形抵抗の上面側と下面側の差と、摩擦係数の上面側と下面側の差とを算出する圧延分析演算装置と、前記データ分析圧延パス以降の任意の圧延パスを反り制御圧延パスとし、前記圧延分析演算装置の演算結果と、前記反り制御圧延パスの設定計算条件とに基づいて、前記反り制御圧延パスにおいて発生すると推定される該圧延材先端の反り曲率、または圧延材出側速度の上下面差を算出予測し、前記圧延反りを防止するための上下ロール周速度の差の設定変更制御量を算出する反り予測・制御演算装置と、前記上下ロール周速度差の設定変更制御量に基づいてロール周速度を設定制御する制御装置とから構成される圧延反り予測・制御装置。
IPC (2件):
B21B 37/28 ,  B21B 37/00 BBJ
FI (2件):
B21B 37/00 116 L ,  B21B 37/00 BBJ

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