特許
J-GLOBAL ID:200903098351748619

ステレオ音声録音装置およびマイクロフォン感度差補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-231518
公開番号(公開出願番号):特開2008-060625
出願日: 2006年08月29日
公開日(公表日): 2008年03月13日
要約:
【課題】 ステレオ録音機器において左右2つのマイクロフォンにおける感度差をなくし、しかも特別な調整回路等の必要性をなくす。【解決手段】 左右2つのマクロフォンL-Mic,R-Micの出力を主信号、参照信号とする適応フィルタ5を構成し、2つのマイクロフォンから等距離にある音源より白色ノイズ等の全周波数成分を含む音声を発生させた状態で適応フィルタ処理を実行し、適応フィルタ5の出力が最小になった時のフィルタ係数を保持する。そして、通常の録音時は参照信号に対応するマクロフォン出力に前記フィルタ係数のフィルタを通すことにより、感度差の少ない2つのマイクロフォン信号を得る。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
左右2つのマイクロフォンから入力される音声信号をステレオ音声として録音するステレオ音声録音装置であって、 一方のマイクロフォンからの音声信号に対して挿入される適応フィルタと、 前記適応フィルタの係数を保存するフィルタ係数保存部と、 感度差補正時においては2つのマイクロフォンから等距離にある音源より音声が発生されている状態で、一方のマイクロフォンからの音声信号を主信号とし、もう一方のマイクロフォンからの音声信号を参照信号とする前記適応フィルタの適応処理を実行させ、収束した時点のフィルタ係数を前記フィルタ係数保存部に保存し、通常の録音時においては前記適応フィルタに前記フィルタ係数保存部からフィルタ係数をロードし、固定フィルタとして使用する適応フィルタ制御部と、 を具備することを特徴とするステレオ音声録音装置。
IPC (1件):
H04R 3/00
FI (1件):
H04R3/00 320
Fターム (1件):
5D020BB06
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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