特許
J-GLOBAL ID:200903098353667608

給油装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248749
公開番号(公開出願番号):特開平8-085599
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 給油中に油蒸気検出センサに付着した油蒸気を除去することにより、次回の給油時には油蒸気検出センサを再検出可能な状態にする。【構成】 油蒸気の濃度を検出するときには、油蒸気回収ポンプの吸引力を「弱」とすることにより、弁体68の第1の弁部を弁ばね69の付勢力で弁座面から離座させると共に、第2の弁部を環状弁座面に着座させて油蒸気を前記流入路62からセンサ室61内に流入させる。一方、油蒸気の濃度検出後には、油蒸気回収ポンプの吸引力を「強」に切換えることにより、弁体68の上流側と下流側との圧力差を大きくして該弁体68を下流側に移動し、第1の弁部で流入路62を閉塞して、大気連通路64からセンサ室61内に大気を流入させる。これにより給油作業と並行してガスセンサ65に付着した油蒸気が除去、洗浄され、再び油蒸気濃度検出が可能な状態になる。
請求項(抜粋):
一端が貯油タンクに接続され、送液手段,流量計が設けられた給油管路と、該給油管路の他端側に設けられ、前記送液手段により送液される油液を給油対象に吐出する給油ノズルと、該給油ノズルによる給油作業が可能な状態にあるか否かを検知する給油可能状態検知手段と、一端が前記給油ノズル先端に形成された油蒸気回収穴となり、他端が貯油タンクに接続された油蒸気回収通路と、該油蒸気回収通路の途中に設けられ、前記給油可能状態検知手段により給油可能状態となったことが検知されたときに前記油蒸気回収穴を介して前記油蒸気回収通路に油蒸気を吸引する油蒸気吸引手段とからなる給油装置において、前記油蒸気回収穴から吸引された油蒸気(雰囲気)の少なくとも一部が分流するように、一端が油蒸気回収通路に接続され、他端がその下流側でかつ油蒸気吸引手段の上流側の油蒸気回収通路に接続されてなるバイパス通路と、該バイパス通路途中に設けられ、該バイパス通路を流れる油蒸気の濃度を検出する油蒸気検出センサと、一端が大気に開放され、他端が前記バイパス通路に連通する大気連通路と、前記油蒸気検出センサにより油蒸気濃度が検出された後、該大気連通路を介して大気を前記油蒸気吸引手段によって前記油蒸気検出センサに供給すべく開,閉弁する弁手段とを設けたことを特徴とする給油装置。
IPC (2件):
B67D 5/32 ,  B67D 5/378

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