特許
J-GLOBAL ID:200903098359133214
密閉式雰囲気熱処理炉とその運転方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外11名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-290127
公開番号(公開出願番号):特開平11-124621
出願日: 1997年10月22日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 炉内への空気の侵入を防止して安全を確保し、高価な雰囲気ガスの使用量を節減し操業価格を低減した密閉式雰囲気熱処理炉とその運転方法の提供。【解決手段】 密閉式浸炭焼き入れ炉10の前室2に、不活性ガス容器21より異なる流量で不活性ガスGを流すよう流量を調整した流量調整弁25aおよび25bをそれぞれ流路Aおよび流路Bの流路よりなるスーパーパージライン20を接続し、出入扉1の解放時に電磁弁26aを開き、流路Aで20m3/時以上の設定流量で供給し、前室2内が負圧になった時に電磁弁26bが開き、流路Bで40m3/時以上の設定流量で供給するように運転して、前室2を常に正圧に保って外気の侵入を防ぎ、酸素濃度を爆発限界値以下に保つとともに、高価な雰囲気ガス量を従来の30%に減量しても、従来と同様な熱処理効果を奏する。
請求項(抜粋):
被処理品を所定のガス雰囲気下で高温で加熱処理するための雰囲気ガス供給用配管が配設された加熱処理室に、開閉手段を備えた仕切扉を介して、被処理品の出し入れと外気を遮断するするための開閉手段を備えた出入扉を有する前室を連設してなる密閉式雰囲気熱処理炉において、前記出入扉の開放時に不活性ガスを所定流量で流通せしめる流路と前記前室内の圧力が負圧の時に不活性ガスを所定流量で流通せしめる流路とを併設してなる不活性ガス供給用配管を、前記前室に連結して設けてなることを特徴とする密閉式雰囲気熱処理炉。
IPC (3件):
C21D 1/76
, C21D 1/74
, C23C 8/22
FI (4件):
C21D 1/76 L
, C21D 1/76 R
, C21D 1/74 P
, C23C 8/22
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