特許
J-GLOBAL ID:200903098360823097

トルクコンバータのロックアップクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003382
公開番号(公開出願番号):特開平10-196764
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 直列に配置された弾性部材を有するトルクコンバータのロックアップクラッチにおいて、弾性部材の半径方向外側への移動を制限することで弾性部材と他の部材との間の摩擦抵抗を減らす。【解決手段】 ロックアップクラッチ1は、第1コイルスプリング7と第2コイルスプリング8とインターミディエイトプレート4とから構成されるダンパーを備えている。ドライブプレート3は、ダンパーの円周方向両端を支持する入力側支持部と、半径方向外方への移動を制限するための第1移動制限部17とを有している。出力側部材は、ダンパーの円周方向両端を支持する係止部5bと、円周方向両端の半径方向外方への移動を制限するための第2移動制限部29とを有している。
請求項(抜粋):
トルクコンバータの入力側回転体から出力側回転体に第1回転方向へのトルクを機械的に伝達するとともに、前記入力側回転体から前記出力側回転体に伝わる捩じり振動を吸収・減衰するためのトルクコンバータのロックアップクラッチであって、第1弾性部材と、前記第1弾性部材に対して前記トルクコンバータ第2回転方向側に配置された第2弾性部材と、前記第1弾性部材の第2回転方向側端と前記第2弾性部材の第1回転方向側端との間に配置され前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間でトルク伝達を可能にする中間支持部を有する中間部材とを含むダンパーと、前記入力側回転体に摩擦連結・連結解除可能で前記ダンパーが外周部に配置された円板状ピストンと、前記ピストンの外周部に設けられ、前記第1弾性部材の第1回転方向側端と前記第2弾性部材の第2回転方向側端とを回転方向に支持する入力側支持部と、前記第1弾性部材の第1回転方向側端と前記第2弾性部材の第2回転方向側端との半径方向外方への移動を制限するための第1移動制限部とを含む入力側部材と、前記第1弾性部材の第1回転方向側端と前記第2弾性部材の第2回転方向側端とを回転方向に支持する出力側支持部と、前記第1弾性部材の第1回転方向側端と前記第2弾性部材の第2回転方向側端との半径方向外方への移動を制限するための第2移動制限部とを有し、前記出力側回転体にトルクを出力する出力側部材と、を備えたトルクコンバータのロックアップクラッチ。
IPC (2件):
F16H 45/02 ,  F16F 15/123
FI (2件):
F16H 45/02 Y ,  F16F 15/12 B
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭54-001529
  • 特開昭61-160641
  • 特開昭57-171138
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