特許
J-GLOBAL ID:200903098366373875

微細文字画像の拡大方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204882
公開番号(公開出願番号):特開平7-057048
出願日: 1993年08月19日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 文字認識装置に必要な画像のサンプリングが行えないような小さな文字でも読みとる。【構成】 画像文字を入力し、文字コードを出力する認識装置において、文字画像を少なくとも3値以上の多値画像として入力し、定められた領域の画像毎に、各領域に隣接する領域との間で、画像の濃度の差を求め、周囲濃度の値が該領域の濃度よりも低い時は、該領域よりも低い濃度の値を持つ画像領域を、周囲濃度の値が該領域の濃度より高いときは該領域よりも大きい濃度の値を持つ画像領域を生成して画像を拡大し、拡大画像の各領域で濃度の値が、小さい値から大きい値へ変化している部分では、該部分領域の濃度の値を大きくし、大きい値から小さい値へ変化している部分と濃度の変化が存在しない部分では、該部分領域の濃度の値を保存し、文字を構成する線を強調した画像を文字認識装置へ入力する。
請求項(抜粋):
画像として文字を入力し、文字コードを出力する文字画像の認識装置において、該装置が対象としている文字画像の大きさよりも、入力する文字画像が小さい時に、特に、該文字画像を少なくとも3値以上の多値画像として入力する段階と、あらかじめ定められた領域の画像毎に、個々の領域に隣接する少なくとも1つ以上の領域との間で、画像の濃度の差を計測する段階と、画像の濃度が変化している場合に、周囲の濃度の値が該領域の濃度よりも低い方向に対しては、注目している該領域よりも低い濃度の値を持つ画像領域を生成し、周囲の濃度の値が該領域よりも高い方向に対しては該領域よりも大きい濃度の値を持つ画像領域を生成することにより、濃度の変化の連続性を保ちながら画像を拡大する段階と、拡大された画像の各部分領域で濃度の値が、小さい値から大きい値へ変化している部分では、該部分領域の濃度の値を大きくし、大きい値から小さい値へ変化している部分と、濃度の変化が存在しない部分では、該部分領域の濃度の値を保存することにより、文字画像を構成する線の部分を、線と線の間の領域と濃度の値の差を大きくする段階を有し、文字認識装置が対象とする大きさに合わせて、文字を構成する線を強調した画像を文字認識装置へ入力することを特徴とする微細文字画像の拡大方法。
IPC (2件):
G06K 9/42 ,  G06T 3/40

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