特許
J-GLOBAL ID:200903098366804701

エンジンにおける無端伝動帯の張力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-079524
公開番号(公開出願番号):特開平10-274052
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 エンジンのタイミングベルトの張力を簡単な構造で的確に制御できるようにする。【解決手段】 電子制御ユニットUは、回転状態検出手段S1 で検出したカムプーリ4oの回転状態から回転角振動変位量を算出し、この回転角振動変位量に基づいてテンショナー7を制御してタイミングベルト5の張力を調整する。前記回転角振動変位量は、カムプーリ4oが回転変動の無い一定角速度で回転すると仮定した場合に回転状態検出手段S1 が出力する標準パルスと、回転状態検出手段S1 が実際に出力する実測パルスとの偏差に相当するもので、タイミングベルト5の静的張力と比例関係にあるパラメータである。回転角振動変位量が所定の範囲内に納まるようにテンショナー7を制御することにより、タイミングベルト5の静的張力を適切な値に制御することができる。
請求項(抜粋):
エンジン(E)の駆動軸(1)に設けた駆動輪(3)と、エンジン(E)の従動軸(2o)に設けた従動輪(4o)と、駆動輪(3)及び従動輪(4o)に巻き掛けた無端伝動帯(5)と、無端伝動帯(5)の張力を調整する張力調整手段(7)と、張力調整手段(7)の作動を制御する制御手段(U)と、を備えたエンジンにおける無端伝動帯の張力調整装置において、従動軸(2o)又は従動輪(4o)の回転状態を検出する回転状態検出手段(S1 )を設け、前記制御手段(U)は、回転状態検出手段(S1 )で検出した回転状態と標準回転状態との差に基づいて張力調整手段(7)の作動を制御することを特徴とするエンジンにおける無端伝動帯の張力調整装置。
IPC (3件):
F02B 67/06 ,  F16H 7/00 ,  F16H 7/12
FI (3件):
F02B 67/06 A ,  F16H 7/00 A ,  F16H 7/12 A

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