特許
J-GLOBAL ID:200903098370410599

電源瞬断検出機能を備えた無線通信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-047482
公開番号(公開出願番号):特開平9-247076
出願日: 1996年03月05日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 電源電圧が完全に落ち込まない瞬断についても、確実に検出することが可能な電源瞬断検出機能を備えた無線通信機を提供する。【解決手段】 低電圧検出器24は電源電圧が予め設定された閾値よりも高い時に“H”レベルとなり、閾値以下の時に接地端子レベルとなる検出信号を出力する。これに対し、第1のフリップフロップ510および第2のフリップフロップ520は、上記検出信号が“H”レベルの期間にコンデンサ充放電ゲート530を制御してコンデンサ560を充電させる。また、検出信号が接地端子レベルの期間には充電を停止させ、この期間にコンデンサ560の電荷をダイオード580を介し接地端子レベルとなっている低電圧検出器24の出力端を経路として放電する。やがて、電源電圧が瞬断から復帰すると電圧検出ゲート570によりコンデンサ560の充電電圧値のレベル判定を行なうようにしたものである。
請求項(抜粋):
ゲート回路を介して電源電圧により充電されるコンデンサ回路と、電源電圧が予め設定されたしきい値よりも高いときにHレベルとなりかつしきい値以下のときに接地端子レベルとなる検出信号を検出信号線へ出力する低電圧検出回路と、この低電圧検出回路の検出信号が入力され、前記低電圧検出回路からHレベルの検出信号が出力されている期間に前記ゲート回路を導通させて前記コンデンサ回路を充電させ、かつ前記低電圧検出回路から接地端子レベルの検出信号が出力されている期間に前記ゲート回路を非導通状態に設定して前記コンデンサ回路に対する充電を停止させるゲート制御回路と、前記充電停止期間に前記コンデンサ回路の充電電圧を前記低電圧検出回路の検出信号線を介して接地端子へ放電させる放電回路と、前記低電圧検出回路の検出信号が接地端子レベルからHレベルに復帰した時点から所定の測定期間だけ前記ゲート回路の非導通状態を保持させる回路と、この回路により前記ゲート回路が非導通状態に保持されている期間に前記コンデンサ回路の充電電圧値を測定してその測定値を基に前記電源電圧の瞬断期間を求める回路とを具備したことを特徴とする電源瞬断検出機能を備えた無線通信機。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  H04B 1/40
FI (3件):
H04B 7/26 X ,  H04B 1/40 ,  H04B 7/26 L

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