特許

J-GLOBAL ID：200903098375609849

熱可塑性樹脂組成物

発明者： 今井 高照 ,  金子 康信 ,  長原 直司 ,  古山 建樹
出願人/特許権者： 日本合成ゴム株式会社
代理人 (1件)： 白井 重隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-223923
公開番号（公開出願番号）：特開平7-053833
出願日： 1993年08月18日
公開日（公表日）： 1995年02月28日
要約：

【要約】【目的】 耐熱性、流動性、靱性のバランスに優れたABS系組成物を提供する。【構成】 (イ)ABS樹脂、(ロ)AS樹脂、(ハ)スチレン-N-フェニルマレイミド-無水マレイン酸共重合体、(ニ)難燃剤、(ホ)アンチモン化合物、(へ)ハイドロタルサイト類および(ト)ガラス繊維を配合した熱可塑性樹脂組成物。

請求項（抜粋）：

(イ)アセトン可溶樹脂成分の結合シアン化ビニル化合物含量が20〜40重量%、アセトン可溶樹脂成分の固有粘度(30°C、メチルエチルケトン中)が0.35〜0.75dl/g、グラフト率が60〜150重量%であるゴム変性芳香族ビニル-シアン化ビニル系樹脂、(ロ)結合シアン化ビニル化合物含量が20〜40重量%、固有粘度(30°C、メチルエチルケトン中)が0.35〜0.75dl/gである芳香族ビニル-シアン化ビニル系共重合体、および(ハ)?@芳香族ビニル化合物40〜60重量%、?AN-置換マレイミド系化合物40〜55重量%、?B酸無水物系単量体0〜15重量%〔ただし、?@+?A+?B=100重量%〕を主構成成分とする共重合体とからなり、(イ)〜(ハ)成分中に(イ)成分に起因するゴム状重合体が5〜25重量%含有され、かつ下記一般式(A)で算出されるA値が0.25〜2となるように構成された(イ)〜(ハ)成分の合計量100重量部に対し、A値=(ハ)成分重量/{〔(イ)成分重量+(ロ)成分重量〕-〔(イ)成分中のゴム状重合体の重量〕}・・・・・(A)(ニ)難燃剤5〜35重量部(ホ)アンチモン化合物0〜15重量部(へ)ハイドロタルサイト類0.05〜2重量部、および(ト)充填剤0〜150重量部を配合したことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。

IPC (7件)：

C08L 51/04 LKY ,  C08K 3/22 KAE ,  C08K 3/26 KAF ,  C08L 25/12 LDW ,  C08L 35/06 LJW ,  C08L 55/02 LMD ,  C08L101/04 LSZ

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭61-072044
  
• 難燃性スチレン系樹脂組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-293113   出願人：原遵司
• 特開昭61-072044