特許
J-GLOBAL ID:200903098376462655

膜破損検出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 斌 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084642
公開番号(公開出願番号):特開平8-252440
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 膜式濾過装置の膜の破損を確実にかつ時間遅れなく検出できる信頼性の高い膜破損検出装置を提供する。【構成】 本膜破損検出装置10は、膜モジュール12と微粒子計14とを備えて、膜式濾過装置16の膜の破損を検出する装置である。膜式濾過装置は、原水タンク18から送水ポンプ20により供給される原水を膜で濾過して透過水と濃縮水とに分離する装置である。膜式濾過装置の濃縮水出口及び膜モジュールの濃縮水出口からそれぞれから送水ポンプのサクション側に第1リターンライン22及び第2リターンライン24が接続されている。微粒子計は、第2リターンラインに接続されていて、濃縮水中の微粒子数を計測する。膜モジュールの膜孔径は、膜式濾過装置の膜と同じ径か、それより多少大きい径の孔である。膜式濾過装置の膜が破損すると直ちに微粒子計で計数した微粒子計数値が増大する。従って、膜式濾過装置の膜破損を時間遅れなく検出することができる。
請求項(抜粋):
原水を膜により濾過して透過水を得る膜式濾過装置から流出した透過水の一部ないし全量を膜で更に濾過して膜を透過する2次透過水と膜を透過することなく流出する濃縮水とに分離し、分離した濃縮水を試料として試料の清澄度合を示す特定の因子を計測し、因子の計測値の時間的変化が予定する時間的変動より急激である時、又は因子の計測値が設定清澄度合より低い清澄度合に相当する値になった時のいずれかの時、膜式濾過装置の膜が破損したと判定することを特徴とする膜式濾過装置の膜破損の検出方法。
IPC (3件):
B01D 65/10 ,  G01M 3/00 ,  G01N 15/08
FI (3件):
B01D 65/10 ,  G01M 3/00 F ,  G01N 15/08 A

前のページに戻る