特許
J-GLOBAL ID:200903098377485802

送信源捕捉方法及び受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-273963
公開番号(公開出願番号):特開2003-084055
出願日: 2001年09月10日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】 弱信号相関値と偽信号相互相関値とを識別できるようにする。【解決手段】 検出した相関値が偽信号相互相関によっても得られる低水準の相関値に該当するか否かを判定する(202,203)。該当すると判定した場合は、捕捉しようとしている衛星に対応するスペクトラム逆拡散符号以外のスペクトラム逆拡散符号を用いて、かつ各コード位相にて、相関値を検出し、それらの中の最大値を求める(204)。スペクトラム逆拡散コード毎に相関値の最大値を求めその平均を求めて、続く処理に使用してもよい。求めた最大値が十分高水準であり従って受信信号が他の衛星からの信号であると見なせる場合には(205)、偽信号相互相関であるから捕捉動作を継続する(201)。
請求項(抜粋):
受信信号に対する相関値を複数通りのコード位相にて検出する相関検出動作と、複数通りのコード位相における相関値から相関値がピークとなるコード位相を相関ピーク位相として検出する相関ピーク検出動作とを、複数の送信源のうち捕捉すべき送信源に対応するスペクトラム逆拡散符号について実行する送信源捕捉方法において、相関ピーク位相における相関値が、捕捉すべき送信源にて使用されていないスペクトラム拡散符号によりスペクトラム拡散されている受信信号との相関たる偽信号相互相関によっては得られないほど高水準である強信号相関値か、それとも偽信号相互相関によっても得られるほど低水準である判別困難相関値かを判別する強信号検出ステップと、強信号検出ステップにて判別困難相関値と判別された場合に、他のいずれのスペクトラム逆拡散符号を用いても強信号相関値は得られないのか、それとも他のいずれかのスペクトラム逆拡散符号を用いれば強信号相関値が得られるのかを調べる他符号測定ステップと、強信号検出ステップにて強信号相関値と判別された場合及び他符号測定ステップにて得られないと判別された場合に、上記受信信号の送信源を捕捉したものと見なして、当該相関ピーク位相を初期値とした送信源追尾動作を開始させる追尾動作移行ステップと、他符号測定ステップにて得られると判別された場合に、上記受信信号の送信源を捕捉してはおらず偽信号相互相関が発生したに過ぎないと見なして、引き続き相関検出動作及び相関ピーク検出動作を実行し又はそれらを一時休止若しくは中止する追尾動作移行阻止ステップとを有し、偽信号相互相関により生じた相関ピーク位相を初期値とした送信源追尾動作の実行を、回避することを特徴とする送信源捕捉方法。
Fターム (7件):
5J062AA02 ,  5J062AA12 ,  5J062AA13 ,  5J062CC07 ,  5J062DD15 ,  5J062DD22 ,  5J062DD23
引用特許:
審査官引用 (3件)

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