特許
J-GLOBAL ID:200903098386653742

熱現像写真感光材料、画像記録方法及び画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-115056
公開番号(公開出願番号):特開平11-305385
出願日: 1998年04月24日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 熱現像写真感光材料のカブリを抑え、感度を向上させて、しかも現像前後での長期保存における保存性を良好に維持すること。【解決手段】 支持体上に有機銀塩、バインダー、感光性ハロゲン化銀含有乳剤、及び下記一般式(1)乃至(3)で表される化合物から選択される少なくとも1種を含有する熱現像写真感光材料であって、前記感光性ハロゲン化銀が下記一般式(4)乃至(6)で表される化合物から選択される少なくとも1種の存在下において化学増感を施されたことを特徴とする熱現像写真感光材料。【化1】
請求項(抜粋):
支持体上に有機銀塩、バインダー、感光性ハロゲン化銀含有乳剤、及び下記一般式(1)乃至(3)で表される化合物から選択される少なくとも1種を含有する熱現像写真感光材料であって、前記感光性ハロゲン化銀が下記一般式(4)乃至(6)で表される化合物から選択される少なくとも1種の存在下において化学増感を施されたことを特徴とする熱現像写真感光材料。【化1】(式中X1及びX2はハロゲン原子を表す。Yは2価の連結基を表す。Aは水素原子、ハロゲン原子、及びその他の電子吸引性基を表す。mは3以上4以下の整数を表す。Qはヘテロ環基、アリール基、脂肪族基を表す。nは0以上3以下の整数を表す。Qが脂肪族基の場合は分子全体のハロゲン原子の個数が6以上10未満である。)【化2】(式中、X1、X2、及びAは一般式(1)と同義である。Qは酸素原子を1つ、窒素原子を2以上3以下有する芳香族ヘテロ5員環、フラン環、チオフェン環、及びピロール環の各基を表す。但し、Qがチオフェン環の場合、X1は臭素原子を表す。)【化3】(式中、X1、X2、及びAは一般式(1)と同義である。Yは-SO-,-CO-,-N(R11)-SO2-,-N(R11)-CO-,-N(R11)-COO-,-COCO-,-COO-,-OCO-,-OCOO-,-SCO-,-SCOO-,-C(Z1)(Z2)-,アルキレン,アリーレン,2価のヘテロ環及びこれらの任意の組み合わせで形成される2価の置換基を表す。R11は水素原子又はアルキル基を表す。Z1及びZ2は水素原子もしくは電子吸引性基を表す。Z1及びZ2は同時に水素原子であることはない。Qは脂肪族基、芳香族基、ヘテロ環基を表す。但しYが-SO-の時、QはN以外のヘテロ原子を少なくとも1つ有する芳香族ヘテロ5員環基及びピリジン環基を表す。)【化4】(式中、A1はハロゲン化銀に吸着可能な基を含む原子群を表し、L1は2価の連結基を表し、Z1は不安定カルコゲン原子部位を含む原子群を表し、W1、W2及びW3はカルボン酸基、スルホン酸基、スルフィン酸基、リン酸基、亜リン酸基及びホウ酸基を表す。m1は0又は1を表し、n1は1〜3の整数を表し、l1、l2及びl3は各々0〜2の整数を表す。但し、l1、l2及びl3が同時に0とはならない。)【化5】(式中、A1はメソイオン化合物を含む置換基を表す。L1、Z1、W1〜W3、m1、n1は一般式(4)と同義である。又r1〜r3は一般式(4)のl1〜l3と同義である。)【化6】(式中、Aはハロゲン化銀に吸着可能な基を含む原子群を表し、Lは炭素原子、水素原子、酸素原子、窒素原子、硫黄原子から構成される基であり、具体的には脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表す。L1、L2、L3は2価の連結基を表し、Zは不安定カルコゲン原子部位を含む原子群を表し、R1、R4、R7は各々、水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基を表し、R2、R3、R5、R6、R8、R9は各々、脂肪族基、芳香族基、複素環基を表す。又、R1〜R3及びL1、R4〜R6及びL2、R7〜R9及びL3の間で各々、結合して含窒素複素環を形成することもできる。X1〜X3はアンモニウムイオン電荷を相殺するアニオンを表す。k1〜k3及びmは0又は1の整数を表し、nは1から3の整数を表し、p1、p2及びp3は各々0から2の整数を表す。但し、p1、p2及びp3が同時に0とはならない。)
IPC (3件):
G03C 1/498 501 ,  G03C 1/498 503 ,  G03C 1/498 504
FI (3件):
G03C 1/498 501 ,  G03C 1/498 503 ,  G03C 1/498 504

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