特許
J-GLOBAL ID:200903098389177119

多結晶質セラミック物体から単結晶物体への固相転化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-227126
公開番号(公開出願番号):特開平7-165485
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 種結晶を使用することにより、多結晶質セラミック物体を種結晶と同じ結晶方位(および同じ化学組成)の単結晶物体にバルク転化させるための固相法が開示される。【構成】 多結晶質セラミック物体を加熱して該物体と種結晶との間に一体接合部を形成し、得られた接合構造物を加熱して結晶成長阻害剤を低減させ、次いでセラミック材料の結晶成長のために必要な最低温度より高くかつ多結晶質セラミック物体の融解や変形を引起こすほどには高くない温度に加熱して、該物体を単結晶物体に転化させる諸工程を含む。本方法を使用すれば、サファイア種結晶に一体接合された多結晶質アルミナ物体を1700°Cより高くかつ該物体を融解しない温度に加熱することにより、多結晶質アルミナ物体を種結晶と同じ結晶方位のサファイア物体に転化させることができる。
請求項(抜粋):
(a) 固体の多結晶質セラミック物体を、所望の結晶方位を有しかつ前記多結晶質セラミックと同じ化学組成を有する固体の種結晶と接合し、次いで(b) 前記固体の多結晶質セラミック物体を前記固体の種結晶と同じ結晶方位の単結晶物体に転化させるために、前記固体の多結晶質セラミック物体およびそれに接合された前記固体の種結晶を、結晶粒界移動性が得られる最低温度より高くかつ前記多結晶質セラミックの融点より低い温度に加熱する両工程を含むことを特徴とする、固体の多結晶質セラミック物体を単結晶物体にバルク転化させるための固相法。
IPC (2件):
C30B 1/02 ,  C30B 29/20

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