特許
J-GLOBAL ID:200903098389210507

摩擦駆動機構の断続支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-358466
公開番号(公開出願番号):特開2003-127967
出願日: 2001年10月22日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題1】 平行な二つの軸に設けた二つの駆動ローラの間にタイヤの両側面を挟んで摩擦力により駆動する駆動機構を、駆動機構をタイヤの半径方向に移動して駆動ローラとタイヤとの接触を断続可能にし、動力を伝達するときには駆動機構を高い剛性で支持し、動力を伝達しないときに駆動機構が車体の振動や衝撃で移動するのを防ぐ。【解決手段】 駆動機構を支える部材と車体に取付けて支える部材との間を、タイヤの軸に平行なピンで結ぶ二つのリンクにより、駆動機構をタイヤの半径方向に平行移動し、断続レバーとトグルリンクにより駆動機構を移動する。
請求項(抜粋):
互いに平行に配置された二つの駆動軸と、二つの駆動軸の中心軸線と直交した直線を中心軸とする出力軸とがあり、二つの駆動軸には駆動ローラが装着されて互いに反対方向に回転し、出力軸には二つの駆動ローラの外径面に挟まれて回転する出力ディスクがあり、二つの駆動ローラの外径面と出力ディスクの両側面との間の摩擦力により回転動力を伝達する平行二軸駆動機構が、車体との間に設けた支持装置により車体に支持され、駆動機構を出力軸のほぼ半径方向に移動して動力伝達を断続する機能を持った断続支持装置において、駆動機構側の支持部材に出力軸と平行方向に設けられた2本のピンと、車体側の支持部材に出力軸と平行方向に設けられた2本のピンとの間を、2個のリンクにより駆動機構側の支持部材と車体側の支持部材とを互いに連結し、車体側の支持部材の駆動ローラから遠い位置にある軸を回転支軸とする断続レバーと、駆動機構側の支持部材の駆動ローラに近い位置にある軸を回転支軸とするトグルリンクとがあり、断続レバーの回転支軸とは反対側の端と、トグルリンクの回転支軸とは反対の端とを連結ピンにより互いに回転可能に結合し、駆動ローラの外径面と出力ディスクの両側面とが当接して駆動力を伝達する位置においては、断続レバーの回転支軸、トグルリンクの回転支軸、および断続レバーとトグルリンクを結ぶ連結ピンがほぼ一直線上に並んで、駆動力の反力に対して駆動機構を高い剛性で支持し、断続レバーが回転して断続レバーとトグルリンクとが折れ曲がった位置においては、駆動ローラの外径面と出力ディスクの両側面とが離れて、駆動力の伝達が遮断されることを特徴とする摩擦駆動機構の断続支持装置。
IPC (2件):
B62M 23/02 ,  B62M 13/04
FI (2件):
B62M 23/02 M ,  B62M 13/04

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