特許
J-GLOBAL ID:200903098390336948

誘導電動機のベクトル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011264
公開番号(公開出願番号):特開平6-225573
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 電流制御系を持つPWMインバータにより誘導電動機をベクトル制御するのに、PWMインバータの直流電圧の低下にもベクトル制御状態を確保する。【構成】 励磁軸電流指令IOSとトルク軸電流指令ITSと夫々の電流検出値IOFB,ITFBから比例積分制御手段6c,6aによる比例積分演算を行い、これに干渉項補償手段6d,6bによる補償を行って同期回転座標系の2相電圧指令VO,VTを得、この電圧VO,VTから電動機の一次電圧V1とその位相φを座標変換部10で求めるにおいて、リミッタ回路6e,6fによって電圧VO,VTを夫々制限し、この制限は通常時には定格時の電圧VOR,VTRの比率になるリミッタ値とし、このリミッタ値を越えようとするときに前回の電圧V0、VTをリミッタ値とし、また一次電圧V1及び前回の位相φによる座標変換出力を得る。
請求項(抜粋):
誘導電動機のトルク電流指令ITSと励磁電流指令I0Sと夫々の検出値ITFB,IOFBから比例積分演算による電流制御系を有して同期回転座標系のトルク軸電圧VTと励磁軸電圧V0を求め、この電圧VTとV0から座標変換部によって誘導電動機の一次電圧指令V1と位相角φを求め、この電圧V1と位相角φに従って誘導電動機をPWM制御するベクトル制御装置において、前記トルク軸電圧VTと励磁軸電圧VOを夫々制限するリミッタ回路を設け、前記座標変換部は通常時には前記リミッタ回路のリミッタ値を前記励磁軸電圧V0とトルク軸電圧VTの定格電圧で決まるリミッタ値に固定すると共に今回の電圧V0、VTと位相角φを記憶しておき、前記求めた一次電圧指令V1が該リミッタ値を越えたときに前記記憶しておいた前回の電圧V0、VTをリミッタ回路のリミッタ値とすると共に該電圧VO、VTと記憶する前記位相角φにより変換出力を得ることを特徴とする誘導電動機のベクトル制御装置。
IPC (2件):
H02P 5/408 ,  H02P 5/41 302

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