特許
J-GLOBAL ID:200903098391813693

回転式乾燥機のシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-106067
公開番号(公開出願番号):特開平6-300453
出願日: 1993年04月08日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 ロータリーキルン型回転式乾燥機において、固定胴部と回転胴部との間の環状間隙を封止するシール装置として、回転胴部の軸振れ変位に対する追従性が良好で、かつ優れたシール性が保持されるシール装置を提供する。【構成】 第1の環状ガスケット部材B1と、その外側に重ね合わされる第2の環状ガスケット部材B2からなり、各ガスケット部材は複数の織布をゴム系接着剤で接着して積層し、ガスケット部B2の積層内には、ガスケット部材B1を回転胴部3に弾力的に圧接させるためのバネ板15を円周方向に所要の間隔をとって埋め込んだ構成とする。【構成】 織布の積層数によって、ガスケット部材の可撓性ないし柔軟性を任意に調整可能である。ガスケット部材B2のバネ板15によりガスケット部材B1を回転胴部全周に均等に圧接させることができる。摩耗による部品交換は、第1の環状ガスケット部材だけでよく、経済的である。
請求項(抜粋):
固定胴部と、その一端側に挿入される回転胴部との間の環状間隙を封止する回転式乾燥機のシール装置において、前記シール装置は、一端部が固定胴部側に支持され、他端部が回転胴部に直接面接触状態で当接される第1の環状ガスケット部材と、一端部が固定胴部側に支持された状態で前記第1の環状ガスケット部材の外側に重ね合わされる第2の環状ガスケット部材とから成り、前記第1の環状ガスケット部材は複数の織布をゴム系接着剤で接着した積層構造とされ、前記第2の環状ガスケット部材は、複数の織布をゴム系接着剤で接着するとともに、その内部に前記第1の環状ガスケット部材を回転胴部に弾圧接触させるための複数のバネ板を円周方向に所要の間隔をとって埋め込んだ積層構造とされていることを特徴とする回転式乾燥機のシール装置。

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