特許
J-GLOBAL ID:200903098400335430

電気自動車の制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-040927
公開番号(公開出願番号):特開平10-236300
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 機械的制動機構と電気的制動機構を有する電気自動車において、極低速時の制動の制御を簡略化し、また自然な操作感を得る。【解決手段】 要求制動力が所定値未満のときには、機械的な制動機構である摩擦制動機構のみによって制動力(初期摩擦制動力)を発生させる。具体的には、マスタシリンダ(M/C)の圧力が所定値P1 未満のときにM/C圧とホイールシリンダ(W/C)圧を等しくし、所定値P1 を超えるとM/C圧の増加に比してW/C圧を増加させない、またはごくわずか増加させる特性のプロポーショニングバルブを設ける。このM/C圧の所定値P1 は、極低速時に用いられる制動力の範囲の上限に基づいて定められている。よって、極低速時には、電気的制動機構を用いず機械的制動機構によって制動力の制御がなされるので簡略な制御となる。
請求項(抜粋):
電気的制動機構と機械的制動機構を備え、所定の条件の下に前記二種の制動機構の制動力配分を定めて制動力を発生する電気自動車の制動装置であって、要求制動力がしきい値未満であるかを判定する要求制動力判定手段と、要求制動力がしきい値未満の場合は機械的制動機構のみによる初期制動力を発生させる初期制動力発生手段と、を有する電気自動車の制動装置。
IPC (3件):
B60T 13/66 ,  B60L 7/24 ,  B60T 13/74
FI (3件):
B60T 13/66 Z ,  B60L 7/24 E ,  B60T 13/74 Z

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