特許
J-GLOBAL ID:200903098406110848

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217509
公開番号(公開出願番号):特開平8-080720
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 比較的応答性の低い安価なアクチュエータを用いて理想のスカイフック理論に基づいた制御力を発生させること。【構成】 一方の行程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行程側が低減衰力特性となる減衰力特性変更手段aを有するショックアブソーバbと、相対速度検出手段dで検出された相対速度信号の伸側のピーク値と圧側のピーク値を検出し伸側のピーク値と圧側のピーク値を次のピーク値が検出されるまでの間は保持させた伸側処理信号と圧側処理信号とをそれぞれ作成すると共に、その時のばね上速度をばね上速度の方向判別符号に対応した行程側の処理信号で除算した値に比例した制御信号を形成する制御信号作成手段eと、ばね上速度検出手段cで検出されたばね上速度の方向判別符号が上向きである時は伸行程側の減衰力特性を、下向きである時は圧行程側の減衰力特性を制御信号に基づいて可変制御する減衰力特性制御手段fとを備える。
請求項(抜粋):
車体側と各車輪側の間に介在されていて一方の行程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行程側が低減衰力特性となる減衰力特性変更手段を有するショックアブソーバと、ばね上上下速度を検出するばね上速度検出手段と、ばね上ばね下間相対速度を検出する相対速度検出手段と、ばね上上下速度信号とばね上ばね下間相対速度信号から制御信号を求める制御信号作成手段と、ばね上速度検出手段で検出されたばね上上下速度の方向判別符号が上向きである時はショックアブソーバの伸行程側の減衰力特性を、下向きである時は圧行程側の減衰力特性を、制御信号作成手段で作成された制御信号に基づいて可変制御する減衰力特性制御手段と、を備えた車両懸架装置であって、前記制御信号形成手段において、相対速度検出手段で検出された相対速度信号の方向判別符号により相対速度信号の伸側のピーク値と圧側のピーク値をそれぞれ検出し伸側のピーク値と圧側のピーク値をそれぞれ次のピーク値が検出されるまでの間は保持させた伸側処理信号と圧側処理信号とをそれぞれ作成すると共に、その時のばね上上下速度をばね上上下速度の方向判別符号に対応した行程側の処理信号で除算した値に比例した制御信号を形成するようにしたことを特徴とする車両懸架装置。

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