特許
J-GLOBAL ID:200903098411084618

細胞への遺伝子導入用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外4名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1998000685
公開番号(公開出願番号):WO1998-045463
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1998年10月15日
要約:
【要約】本発明は、一般式(1)(ここでR1、R2、R3、R4及びR5は同一又は異なって炭素数9〜17の脂肪族基を示す)X1はハロゲン原子を示し;nは1〜10の整数を示す〕で表される第4級アンモニウム塩を含有する細胞への遺伝子導入用組成物及びこれを用いた細胞への遺伝子導入方法に関する。この組成物は遺伝子を効率的に細胞内へ導入させ、かつ発現させることができるため、遺伝子導入里試薬や医薬として有用である。
請求項(抜粋):
1.一般式(1) (ここでR1、R2、R3、R4及びR5は同一又は異なって炭素数9〜17 の脂肪族基を示す) X1はハロゲン原子を示し; nは1〜10の整数を示す〕で表される第4級アンモニウム塩を含有する細胞への遺伝子導入用組成物。じ)、nが1である請求項1記載の組成物。と同じ)であり、nが10である請求項1記載の組成物。 4.一般式(1)中、R1、R2、R3、R4及びR5が同一又は異なって炭素数9〜17の直鎖アルキル基である請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。 5.一般式(1)中、R1、R2、R3、R4及びR5が同一又は異なって炭素数11〜15の直鎖アルキル基である請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。 6.さらにリン脂質及び/又はコレステロールを含有するものである請求項1〜5のいずれか1項記載の組成物。 7.リン脂質が、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルグリセロール、カルジオリピン、スフィンゴミエリン、プラスマロゲン及びホスファチジン酸から選ばれる1種又は2種以上である請求項6記載の組成物。 8.リン脂質が、ホスファチジルエタノールアミン及びホスファチジルコリンから選ばれる1種又は2種以上である請求項6記載の組成物。 9.リポソームを形成しているものである請求項6〜8のいずれか1項記載の組成物。 10.さらに遺伝子を含有するものである請求項1〜9のいずれか1項記載の組成物。 11.請求項10記載の組成物をイン・ビトロ又はイン・ビボで細胞に適用することを特徴とする細胞への遺伝子導入方法。
IPC (4件):
C12N 15/88 ,  A61K 9/127 ,  A61K 47/18 ,  A61K 48/00

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