特許
J-GLOBAL ID:200903098414539268

負荷電圧安定化電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-180065
公開番号(公開出願番号):特開平9-034561
出願日: 1995年07月17日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 負荷導線とセンシングラインとが、長いケーブルとして、負荷端の電圧値を安定化させるための負帰還回路の中に含まれるので、これらのケーブルの浮遊容量およびインダクタンスによって、負帰還回路の帰還ループに振動や発振が発生しやすく、安定した電圧の供給に困難をきたす。【解決手段】 可変電圧電源103と、電圧検出装置101と、誤差増幅装置102とを有する負荷電圧安定化電源装置100であって、電流検出装置104と、A/Dコンバータ105と、ディジタル信号入力装置107と、ディジタル乗算装置106と、D/Aコンバータ108と、加算装置109とを有する。このとき、ディジタル乗算装置106で得られた乗算結果を、出力端10A,10Bから負荷110の負荷端10C,10Dまでの負荷導線120の電圧降下分に等しい値とすることができる。
請求項(抜粋):
負荷導線を介して接続されている負荷に電圧を供給する可変電圧電源と、該可変電圧電源の出力端の電圧を検出して検出電圧値として出力する電圧検出装置と、該電圧検出装置から出力される検出電圧値と出力端電圧目標値との差異を検出し、該差異の値を増幅して電圧制御信号として出力し、該可変電圧電源に入力する誤差増幅装置とを有し、該出力端の電圧値を制御する負荷電圧安定化電源装置において、電流検出装置と、A/Dコンバータと、ディジタル信号入力装置と、ディジタル乗算装置と、D/Aコンバータと、加算装置とを有し、該電流検出装置が、前記可変電圧電源の出力端の一方と当該負荷電圧安定化電源装置の出力端の一方との間に挿入され、アナログデータの負荷電流値を検出して該A/Dコンバータに出力し、該A/Dコンバータが、該電流検出装置から出力されるアナログデータの該負荷電流値をディジタルデータに変換し、該ディジタル信号入力装置が、前記負荷導線の導通抵抗値をディジタルデータで出力し、該ディジタル乗算装置が、該ディジタルデータに変換された負荷電流値と該ディジタル信号入力装置からディジタルデータで与えられる該負荷導線の導通抵抗値とを乗算し、該D/Aコンバータが、該ディジタル乗算装置において得られたディジタルデータの乗算結果をアナログデータの乗算結果に変換し、該加算装置が、該アナログデータに変換された乗算結果と負荷端電圧目標値とを加算して、前記出力端電圧目標値として誤差増幅装置に与えることを特徴とする、負荷電圧安定化電源装置。
IPC (2件):
G05F 1/10 ,  H02M 3/00
FI (2件):
G05F 1/10 J ,  H02M 3/00 H
引用特許:
審査官引用 (1件)

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