特許
J-GLOBAL ID:200903098418290868

可変速プーリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051929
公開番号(公開出願番号):特開平9-089059
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】構造が簡単で変速がスムーズでありトルク変動に対して鈍感な可変速プーリを提供すること。【解決手段】ベルト2が巻き掛けられる断面台形形状の偏心リング20を第1及び第2のV溝形成体18,19間に挟持する。各V溝形成体18,19は、回転軸15に形成された、互いに逆ねじで同一ピッチの第1及び第2の雄ねじ部16,17に、それぞれねじ結合している。このねじ結合部分がトルクカム機構を構成する。負荷トルクが変動して、偏心リングが可変速プーリの径方向内方へ入り込もうとしても、これに抗する力をトルクカム機構によって発生させて阻止する。伝達トルクの摩擦ロスが少ない。構造を簡素で小型にできる。
請求項(抜粋):
巻き掛けられたVベルトに対する接触径を変化させることができる可変速プーリにおいて、所定の回転方向に回転される回転軸と、この回転軸の周囲を取り囲んで一対が設けられ、互いに対向するテーパ状のトルク伝達面を有し且つこれらトルク伝達面同士の間にVベルトを保持するためのV溝を区画した環状のV溝形成体と、両V溝形成体同士を回転軸の軸方向に進退自在な状態で一体回転可能に連結する連結手段と、両V溝形成体を互いに近接させて上記接触径が最大径となる方向へ弾性的に付勢する付勢手段と、回転軸と各V溝形成体とをそれぞれトルク伝達可能に連結すると共に、伝達トルクの負荷による回転軸と各V溝形成体との位相ずれを、各V溝形成体の軸方向移動に変換することにより、各V溝形成体を相等しいストローク量で互いに近接させることのできる一対のトルクカム機構とが備えられたことを特徴とする可変速プーリ。
IPC (2件):
F16H 9/10 ,  F16H 55/56
FI (2件):
F16H 9/10 ,  F16H 55/56
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平2-169824
  • 特開昭56-035852
  • 特開昭57-097948
全件表示
審査官引用 (10件)
  • 特開昭57-097948
  • 特開昭61-252956
  • 特開昭63-251655
全件表示

前のページに戻る