特許
J-GLOBAL ID:200903098419064608
δ-アミノレブリン酸またはその同族体の製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-330482
公開番号(公開出願番号):特開平7-188133
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 従来法より効率よく、且つ大量に製造可能な利点を有するδ-アミノレブリン酸及びその同族体の製造法を提供する。また、従来法では不可能であったδ-アミノレブリン酸同族体の製造法を提供するものである。【構成】 一般式(1)【化1】(式中、X1 は-OR1 基、X2 は水素原子を示すか、またはX1 はX2 と一緒にて単結合を示し、R1 は水素原子、低級アルキル基等を示し、R2 およびR3は各々低級アルキル基か、または一緒にて低級アルキレン基、nは3〜6の整数を示す)で表される化合物を反応溶媒中酸の存在下、式H2 N-B(式中、Bは加水分解により脱離される基を示す)で表されるアミンを反応させ、得られた一般式(4)【化2】で表される生成物を加水分解することを特徴とするδ-アミノレブリン酸及びその同族体またはそれらの塩の製造法である。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】(式中、X1 は-OR1 基、X2 は水素原子を示すか、またはX1 はX2 と一緒して単結合を示し、R1 は水素原子、低級アルキル基または低級アルキル基以外のカルボキシル保護残基を示し、R2 およびR3 は各々同一かあるいは異なり、低級アルキル基を示すか、または一緒にて低級アルキレン基を示し、nは3〜6の整数を示すが、n=4〜6であるとき、またはn=3であり、且つR1 が低級アルキル基以外のカルボキシル保護残基であるときは、X1 は-OR1 基、X2は水素原子を示し、n=3であり、且つR1 は水素原子または低級アルキル基であるときは、X1 はX2 と一緒して単結合を示す)で表される化合物を反応溶媒中酸の存在下、一般式(3)H2 N-B (3)(式中、Bは加水分解により脱離される基を示す)で表されるアミンを反応させて一般式(4)【化2】(式中、R1 、Bおよびnは前記と同じ意味を有する)で表される化合物を得、次いで、該化合物(4)を加水分解し、所望によりカルボキシル保護残基を脱離することを特徴とする一般式(5)【化3】(式中、nは前記と同じ意味を有する)で表されるδ-アミノレブリン酸同族体またはその塩の製造法。
IPC (3件):
C07C229/22
, A01N 37/44
, C07C227/22
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