特許
J-GLOBAL ID:200903098422752698

回転電機用鉄心の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-036170
公開番号(公開出願番号):特開平10-234159
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】鋼板の利用率を向上し、磁気歪みの発生部位を制限しコアの焼鈍を廃止するようにしてコスト面の上昇を抑え、かつ磁気特性の優れた回転電機の鉄心を提供することである。【解決手段】所定間隔で長さ方向に配置されたスロットおよびブリッジ部で連絡する多数のティースを有するとともに、前記ティースの下端部のみを円弧状にしたティース鉄心部材材を、幅方向に磁気方向性を持つ方向性電磁鋼板から打ち抜き、一方、前記ティースが嵌合可能な多数の係止部空間を有するとともに、前記係止部空間の間に形成された突起部の下端部のみを円弧状にしたコアバック鉄心部材材を、幅方向に磁気方向性を持つ方向性電磁鋼板から打ち抜き、前記ティース鉄心部材材およびコアバック鉄心部材材を円形に折り曲げて積層するとともに、前記ティース鉄心部材材のティースを前記コアバック鉄心部材材の係止部空間に嵌合し、両者を結合する。
請求項(抜粋):
所定間隔で長さ方向に交互に配置された複数のスロットおよび複数のティースを有し、前記ティースの根元部がブリッジ部により互いに連絡し、前記ティースの根元部端面を円弧状にしたティース鉄心部材を、幅方向に磁気方向性を持つ方向性電磁鋼板から打ち抜き、一方、前記ティースの先端部が嵌合可能な複数の係止部空間を有するとともに、前記係止部空間の両側に形成されたティース係止部の根元部および先端部端面を円弧状にしたコアバック鉄心部材を、幅方向に磁気方向性を持つ方向性電磁鋼板から打ち抜き、前記ティース鉄心部材およびコアバック鉄心部材を円形に折り曲げて積層するとともに、前記ティース鉄心部材のティースを前記コアバック鉄心部材の係止部空間に嵌合し、両者を結合することを特徴とする回転電機用鉄心の形成方法。
IPC (2件):
H02K 15/02 ,  H02K 1/18
FI (3件):
H02K 15/02 E ,  H02K 15/02 F ,  H02K 1/18 D

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