特許
J-GLOBAL ID:200903098423232272

架空索道用のロープ・ガイド・システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 良幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-051628
公開番号(公開出願番号):特開平8-048240
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 2つのロープ・ループのロープ牽引速度が完全に一致するようにする。【構成】 上昇レーン1と下降レーン2は牽引ロープ1Iおよび1IIと、2Iおよび2IIによって形成され、車両3のための同期領域を形成する。駆動ステーションは、方向転換ホイール41および42を有し、方向転換ステーションでは、方向転換ホイール5が配され、一方のホイールは固定位置に、他方は一緒に停留される。内偏向ホイール6と外偏向ホイール7は、4本の牽引ロープを、方向転換ホイール4および5に導く。ホイール61および62を傾けることによって、ロープ交差点Xを形成して、走行溝を入れ換える。ホイール51とホイール61および62は、内ロープ・ループIを支え、水平に位置がずらされ、ホイール52および53は、外ロープ・ループIIを支え、ホイール41および42は、親機81および子機82に駆動される。
請求項(抜粋):
2本の同期牽引ロープ(1Iおよび1IIと、2Iおよび2II)が牽引経路(F)の領域において同じ高さに並列に導かれることにより、連結車両(3)のために同じレーン幅(S)を有する上昇レーン(1)と下降レーン(2)を形成し、該レーンが、偏向によって1回交差されて内ロープ・ループ(I)および外ロープ・ループ(II)をなす1本の無端牽引ロープから構成され、該ループが、ロープ交差点(X)を考慮して同じ方向に走行するようになっており、駆動ステーション(B)に2個の駆動方向転換ホイール(駆動ホイール41および42)と、方向転換ステーション(T)に少なくとも2個の牽引駆動方向転換ホイール(5)を備え、並列に導かれ、かつ傾斜して設定した面で高さをずらしている4本の牽引ロープ(1Iおよび1IIと、2Iおよび2II)を方向転換ホイール(4)と方向転換ホイール(5)の間を走行させる、内偏向ホイール(6)および外偏向ホイール(7)を、駆動ステーション(T)および方向転換ステーション(B)に備え、前記いずれか一方のステーションにおいて互いに関連し合う方向転換ホイール(4および5)が停留(停留A)されることによって、4本の牽引ロープ(1Iおよび1IIと、2Iおよび2II)に均等に引張力をかけるように構成されたロープ・ガイド・システムにおいて、2個の該駆動ホイール(41および42)が互いに横方向に位置がずらされていること、駆動ステーション(T)にある2個の内偏向ホイール(61および62)が傾いていることによって、ロープ交差点(X)を形成し、かつ駆動ホイール(41および42)の走行溝を入れ換えること、第1牽引駆動方向転換ホイール(51)および2個の傾斜偏向ホイール(61および62)が、内ロープ・ループ(I)を支持すること、互いに横方向に位置がずらされ、かつ第1牽引駆動方向転換ホイール(51)に対称に配される2個の追加牽引駆動方向転換ホイール(52および53)か、または第1牽引駆動方向転換ホイール(51)に対称に配される、前記追加牽引駆動方向転換ホイールに相当して大きい第2牽引駆動方向転換ホイール(52)のいずれかと、2個の駆動ホイール(41および42)とが、外ロープ・ループ(II)を支持すること、そして、2個の駆動ホイール(41および42)が互いに独立して親機(81)および子機(82)によって駆動され、かつ2つのロープ・ループ(IおよびII)のロープ牽引速度が同一に同期されることを特徴とする、架空索道たのめのロープ・ガイド・システム。
IPC (3件):
B61B 12/02 ,  B61B 12/00 ,  B61B 12/10

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