特許
J-GLOBAL ID:200903098425731012

測距装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346162
公開番号(公開出願番号):特開平6-194161
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、被測距物体からの反射光の受光位置、受光量に応じた二種の光電流を出力する光電変換素子の近点側及び遠点側電極に接続され、出力される光電流から定常光電流を除去する電流除去回路が、被測距物体が高輝度であり定常光電流を十分に除去できない飽和状態になるような場合、極めて特殊な場合を除き無限遠距離信号を出力できる測距装置を提供することを目的とする。【構成】 光電変換素子6の遠点側電極6a及び近点側電極6bに接続されるNPNトランジスタ9,9と抵抗10,10との直列接続体からなる電流除去回路8,8における遠点側電極6aと接続された電流除去回路8の抵抗10の抵抗値R1と、近点側電極6bと接続された電流除去回路8の抵抗10の抵抗値R2との関係をR1>R2とすることにより構成される。
請求項(抜粋):
投光手段と、受光手段と、信号処理回路と、距離信号発生手段とを含む測距装置であって、投光手段は投光光源、投光レンズを含み被測距物体に向けて赤外光を射出するものであり、受光手段は受光レンズ、光電変換素子を含み被測距物体からの反射光を受光してその入射位置、入射光量に対応した2種の光電流を出力するものであり、信号処理回路は光電変換素子の両端電極に接続されるスイッチ素子と抵抗との直列体からなる電流除去回路を含み光電変換素子の両端電極から出力される光電流から定常光に対応する定常光電流を除去した光電流を出力するものであり、距離信号発生手段は信号処理回路から出力される光電流に基づいて被測距物体までの距離信号を出力するものであり、光電変換素子の両端電極の内、投光手段側の電極である遠点側電極と接続された電流除去回路のスイッチ素子と直列接続される抵抗の抵抗値をR1、光電変換素子の両端電極の内、投光手段から離反した側の電極である近点側電極と接続された電流除去回路のスイッチ素子と直列接続される抵抗の抵抗値をR2とした時、【数1】なる条件を満足するように設定した測距装置。

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