特許
J-GLOBAL ID:200903098426269045

2次電池装置及び充放電制御方法、並びに電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043492
公開番号(公開出願番号):特開平10-243568
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】本発明は、2次電池装置及び充放電制御方法、並びに電子機器において、充電制御及び保護制御を簡易な構成でなし得るようにする。【解決手段】電流/電圧/電流方向を検出する検出手段と、第1又は第2の制御信号に応じて整流方向が切り換わる第1及び第2のスイツチ手段と、充電時に第1の制御信号により、電流/電圧が所定の基準範囲内である場合は第1のスイツチ手段を介する充電電流の導通と電流/電圧の所望値への制御を行い、基準範囲外である場合は充電電流を遮断する充電制御手段と、放電時に第2の制御信号により、電流又は電圧が所定の基準範囲外である場合に第2のスイツチ手段を介する放電電流の導通を遮断する放電制御手段とを設け、充電時の電流/電圧値に応じて第1のスイツチ手段の制御を電流/電圧制御又は導通/遮断を行う保護制御で切り換えるようにしたことにより、第1のスイツチ手段単体によつて電流/電圧制御と充電保護制御とを行うことができる。
請求項(抜粋):
充電時、収納する2次電池に所定の入出力端子を介して入力される充電電流を供給することにより充電を行い、放電時、上記2次電池から放電する放電電流を上記入出力端子を介して出力する2次電池装置において、上記充電時に与えられる上記充電電流の電流値及び電流方向並びに充電電圧の電圧値を検出し、上記放電時、上記2次電池から放電する上記放電電流の電流値及び電流方向並びに放電電圧の電圧値を検出する検出手段と、上記入出力端子と上記2次電池の正極又は負極との間の電気経路に直列接続して設けられたトランジスタ素子でなり、上記充電時、第1の制御信号に応じて整流方向が切り換わると共に上記充電電流及び上記充電電圧を所望の電流値及び電圧値に変換する第1のスイツチ手段と、上記入出力端子と上記2次電池の正極又は負極との間の電気経路に直列接続して設けられたトランジスタ素子でなり、第2の制御信号に応じて整流方向が切り換わる第2のスイツチ手段と、上記検出手段の検出結果により上記電気経路に流れる電流が充電方向である場合に駆動し、上記検出結果による上記電流値及び電圧値が所定の基準範囲内である場合は上記第1の制御信号を送出することにより上記第1のスイツチ手段の整流方向を切換え制御して当該第1のスイツチ手段を介して上記充電電流を導通すると共に当該充電電流及び上記充電電圧を所望の値に制御し、上記検出結果による上記電流値又は電圧値が所定の基準範囲外である場合は上記第1の制御信号を送出することにより上記第1のスイツチ手段の整流方向を切換え制御して当該第1のスイツチ手段を介する上記充電電流の導通を遮断する充電制御手段と、上記検出手段の検出結果により上記電気経路に流れる電流が放電方向である場合に駆動し、上記検出結果による上記電流値又は電圧値が所定の基準範囲外である場合に上記第2の制御信号を送出して上記第2のスイツチ手段の整流方向を切換え制御して当該第2のスイツチ手段を介する上記放電電流の導通を遮断する放電制御手段とを具えることを特徴とする2次電池装置。
IPC (3件):
H02J 7/10 ,  H01M 10/44 ,  H02J 7/00 302
FI (4件):
H02J 7/10 B ,  H02J 7/10 H ,  H01M 10/44 P ,  H02J 7/00 302 D

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