特許

J-GLOBAL ID：200903098434449966

溶接性と低温靭性に優れた低降伏比高張力鋼およびその製造方法

発明者： 渡部 義之 ,  吉江 淳彦 ,  児島 明彦 ,  今井 晴雄 ,  深水 秀範
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田中 久喬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-112860
公開番号（公開出願番号）：特開平11-293380
出願日： 1998年04月09日
公開日（公表日）： 1999年10月26日
要約：

【要約】【課題】 本発明は、主として液体アンモニアとLPGなどの他種液化ガスを混載する多目的タンク用鋼材としての溶接性および低温靭性に優れた低降伏比高張力鋼を提供する。【解決手段】 低C-Ni-Nb-Ti系を基本とする低Pcm鋼で、降伏点が出ないこと、またそのために1000〜1250°Cに加熱し、オーステナイト未再結晶温度域での累積圧下量を30%以上とし、720°C以上の温度で熱間圧延を終了後、680°C以上の温度から水冷を開始し、150〜350°Cで水冷を停止する。

請求項（抜粋）：

鋼成分が重量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.40%以下、Mn:1.0〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Ni:0.05〜1.0%、Nb:0.005〜0.02%、Ti:0.005〜0.025%、Al:0.06%以下、N:0.001〜0.005%、かつPcm=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5Bが0.25%以下残部が鉄および不可避的不純物からなり、引張試験において、荷重-伸び曲線がラウンドなカーブを描き、降伏点が出ないことを特徴とする溶接性と低温靭性に優れた低降伏比高張力鋼。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58

FI (4件)：

C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 低降伏比高靱性鋼の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-135965   出願人：住友金属工業株式会社
• 低温用鋼の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-336504   出願人：川崎製鉄株式会社