特許
J-GLOBAL ID:200903098441095231

静脈瘤等の瘤状の患部を結紮治療するための内視鏡用治療具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-299386
公開番号(公開出願番号):特開平8-010217
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 内視鏡を体腔内に挿入した状態で複数回の結紮治療を行う治療具を提供する。【構成】 後端部に内視鏡Eが装着される外筒2を備える。外筒2の内部に、ワイヤ5が連結された内筒3を移動可能に挿入する。内筒3は後方に移動する際にバネ4によって前方に付勢される。外筒2から突出された内筒3の外周部に3個のOリング7a〜7cを軸方向に等間隔で装着する。内筒3の外周部に腕部8を周方向に等間隔で4か所配置する。腕部8に、各Oリング7a〜7cの後方にそれぞれ配置されて、内筒3が後方へ移動した時にOリングを前方に押し出す押圧面23と内筒3が前方へ移動した時に該腕部8を径方向に拡開させて該Oリングを乗り越える傾斜面24とを有する爪部9a〜9cを設ける。
請求項(抜粋):
内視鏡の先端部が後端部に装着される外筒と、該外筒の内部に軸方向に移動可能に挿入された内筒と、該内筒が後方に移動する際に該内筒を前方に向けて付勢するバネと、該内筒に先端部が連結され、該内筒から前記外筒に装着された内視鏡の内部を通って外部まで後端部が延在され、該後端部を外部から引くことによって前記内筒を前記バネの付勢力に抗して後方へ移動させるワイヤと、前記外筒の前端部から突出された該内筒の外周部に径方向に弾性的に拡張した状態で内筒の軸方向に所定の間隔を存して複数装着されたリング状弾性部材と、前記外筒から前方に延設されて内筒の外周部に内筒の周方向に所定の間隔を存して配置された複数の腕部と、該腕部に設けられて各リング状弾性部材の後方にそれぞれ配置され、前記内筒が後方へ移動して前方の前記リング状弾性部材に当接した時に該リング状弾性部材を前方に押し出す押圧面が前面に形成され、前記内筒が前方へ移動して後方の前記リング状弾性部材に当接した時に該腕部を径方向に拡開させて該リング状弾性部材を乗り越える傾斜面が後面に形成された複数の爪部とを備え、最も前方に配置された前記爪部の押圧面で前記リング状弾性部材を前方に押し出すことによって、該リング状弾性部材を該内筒から脱落させるようにしたことを特徴とする静脈瘤等の瘤状の患部を結紮治療するための内視鏡用治療具。
IPC (2件):
A61B 1/00 334 ,  A61B 17/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特許第5269789号
  • 特許第4990152号

前のページに戻る