特許
J-GLOBAL ID:200903098449796344

タービンロータの改造及び補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-566070
公開番号(公開出願番号):特表2002-523240
出願日: 1999年08月18日
公開日(公表日): 2002年07月30日
要約:
【要約】本発明は、タービン部品の損傷又は摩滅表面を補修するための若しくは旧設計を新しい改良型設計に更新するための改良方法に関する。この改良方法は、高圧及び低圧タービン部品に利用される。この方法は、複数の互いに離隔した溶接体積部(11、13、15、17)をタービンロータ(5)の調製済み表面(3)上に溶着するステップを含む。個々のフィンガー部(12、14、16、18)は、単一の矩形溶接体積部からではなく、互いに離隔した溶接体積部から切削加工により形成する。多数の溶接体積部は、多数のトーチ(21、23)を使用し、溶接体積部間に空間(19)を維持して、同時に形成するが、その際溶接アーク間の狭い間隔に通常起因する問題は存在しない。互いに離隔した溶接体積部はそれぞれ複数層(29)の溶接金属(27)より成るが、各層(29)は所望の幅(W)を与えるためにただ1つの溶接ビード(28)を振動させて形成する。ワイヤ状溶加金属(27)を融液プールに供給する前に、電流(25)を流して加熱する。溶接パラメータを、機械的溶接特性に悪影響を与えず溶着量を増加させるように変更する。本発明によると、複数のトーチ(21、23)をアークを不安定にすることなく同時に使用できるため、補修作業のサイクル時間が減少する。本発明はまた、制御段の個々のフィンガー部をただ1つの溶接体積部を切削加工して形成することなく、また突出する多数の溶接肉盛り部を動翼を保持するフィンガー部よりわずかに大きく形成することにより、サイクル時間を減少する。
請求項(抜粋):
タービンロータの補修又は改造方法であって、 タービンロータ(5)を用意し、 タービンロータ(5)の上に溶接表面(3)を調製し、 溶接表面(3)の上にワイヤ状溶加材(27)を溶着させて複数の互いに離隔した溶接体積部(11、13、15、17)を形成するステップより成り、 複数の互いに離隔した溶接体積部(11、13、15、17)は複数のフィンガー部(12、14、16、18)を形成する、タービンロータの補修又は改造方法。
IPC (6件):
B23K 9/04 ,  B23K 9/00 501 ,  B23K 9/167 ,  B23K 9/173 ,  B23K 9/18 ,  B23K 10/02 501
FI (7件):
B23K 9/04 P ,  B23K 9/00 501 E ,  B23K 9/167 A ,  B23K 9/173 A ,  B23K 9/173 B ,  B23K 9/18 F ,  B23K 10/02 501 Z
Fターム (8件):
4E001AA03 ,  4E001BB05 ,  4E001BB07 ,  4E001BB08 ,  4E001BB10 ,  4E081YE10 ,  4E081YX05 ,  4E081YX07
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特開平1-315603
  • 特開平1-273692
  • 特開昭62-033067
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