特許
J-GLOBAL ID:200903098449853666
走行車両の駐車ブレーキ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-088846
公開番号(公開出願番号):特開平6-298054
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【構成】 後輪伝動系から分岐して前輪へ油圧クラッチ3を介して動力を伝達する前輪伝動系を形成し、後輪と常時連動関係にある回転軸に後輪駐車ブレーキ機構を設ける。前記油圧クラッチ3は油室48に圧油を供給することによりクラッチ入り方向に押動されるピストン49とクラッチボディ40との間にピストン49をクラッチ入り方向に付勢する押しスプリング55を設け、かつピストン49を押しスプリング55に抗してクラッチ切り方向に押動する戻し油室57を形成し、オフにすることにより油室48に圧油を供給しかつオンにすることにより戻し油室57に圧油を供給する切り換え弁58を設ける。【効果】 エンジンを停止して後輪駐車ブレーキ機構を作動させると後輪だけでなく前輪の回転ロックもでき、前後輪の同時ロックにより確実に駐車しておくことが可能になる。
請求項(抜粋):
油圧クラッチ(2)を有する後輪伝動系から分岐して、前輪へ多板式油圧クラッチ(3)を介して動力を断接自在に伝達する前輪伝動系を形成し、後輪に対して常時連動関係にある回転軸(4)に後輪駐車ブレーキ機構(5)を設けた走行車両の駐車ブレーキ装置において、前記油圧クラッチ(3)は油室(48)に圧油を供給することによりクラッチ入り方向に押動されるピストン(49)とクラッチボディ(40)との間にピストン(49)をクラッチ入り方向に付勢する押しスプリング(55)を設け、かつピストン(49)を押しスプリング(55)に抗してクラッチ切り方向に押動する戻し油室(57)を形成し、オフにすることにより油室(48)に圧油を供給しかつオンにすることにより戻し油室(57)に圧油を供給する切り換え弁(58)を設けていることを特徴とする走行車両の駐車ブレーキ装置。
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