特許
J-GLOBAL ID:200903098450947364

偏光フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 登
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331458
公開番号(公開出願番号):特開平10-160935
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 固定化処理后の水洗処理により損なわれる偏光フィルムの光学特性を維持するための製造方法を提供すること。【解決手段】 ポリビニルアルコール(PVA)樹脂による偏光フィルム基材を膨潤させる膨潤工程と、この膨潤工程を経た偏光フィルム基材をヨウ素染色する工程と、このヨウ素染色工程を経た偏光フィルム基材を延伸する工程と、この延伸工程を経た偏光フィルム基材にヨウ素染色剤を定着させる固定化工程と、この固定化工程を経た偏光フィルム基材を水洗する工程と、この水洗工程を経た偏光フィルム基材を乾燥する工程とを順次経て偏光フィルムを製造するに際し、前記水洗工程において前記偏光フィルム基材を洗浄する水にヨウ化カリウム(KI)を1.5〜5 重量%濃度(好ましくは、3〜4重量%濃度)配合している。
請求項(抜粋):
偏光フィルム基材を膨潤させる膨潤工程と、該膨潤工程を経た偏光フィルム基材を染色する工程と、該染色工程を経た偏光フィルム基材を延伸する工程と、該延伸工程を経た偏光フィルム基材に前記染色剤を定着させる固定化工程と、該固定化工程を経た偏光フィルム基材を水洗する工程と、該水洗工程を経た偏光フィルム基材を乾燥する工程とからなり、前記水洗工程において前記偏光フィルム基材をヨウ化カリウム1.5〜 5重量%濃度のヨウ化カリウム水溶液により水洗するようにしたことを特徴とする偏光フィルムの製造方法。
IPC (4件):
G02B 5/30 ,  B29D 11/00 ,  G02F 1/1335 510 ,  B29K 29:00
FI (3件):
G02B 5/30 ,  B29D 11/00 ,  G02F 1/1335 510

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