特許
J-GLOBAL ID:200903098451390622

ポリアクリル酸系パップ剤用粘着基剤およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-188633
公開番号(公開出願番号):特開平8-053346
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【構成】 下記粘着特性のすべてを満足するポリアクリル酸系パップ剤用粘着基剤。(1) パップ剤サンプルを、40°C、75%RHで1日静置した後、JIS Z0237のタック試験法に準じて行った時の、傾斜角30度でのボールタック値BT1 が、ボールナンバー20以上である。(2) 40°C、75%RHで15日静置後のボールタック値BT2 が、ボールナンバー13以上である。(3) 上記BT1 -BT2 が8以下である。(4) パップ剤サンプルを、40°C、75%RHで1日静置後、および15日静置後に、ステンレス板に貼付して、10g/cm2 の荷重を加えたまま37°C、60%RHで6時間静置した後に剥離した時の、ステンレス板に付着残存した粘着基剤の重量がいずれも0.2g未満である。【効果】 初期粘着力、粘着力の経日安定性、賦形性の全てに優れ、かつ不織布からのしみ出しのない高性能パップ剤用粘着基剤を提供できた。
請求項(抜粋):
下記粘着特性のすべてを満足することを特徴とするポリアクリル酸系パップ剤用粘着基剤。(1) 10gの粘着基剤を14cm×10cmの不織布に塗布してから長さ10cm×幅5cmの試験片を切り出し、40°C、75%RHで1日静置した後、JIS Z 0237のタック試験法に準じて行った時の、傾斜角30度でのボールタック値BT1 が、ボールナンバー20以上である。(2) 10gの粘着基剤を14cm×10cmの不織布に塗布してから長さ10cm×幅5cmの試験片を切り出し、40°C、75%RHで15日静置後、JIS Z 0237のタック試験法に準じて行った時の傾斜角30度でのボールタック値BT2 が、ボールナンバー13以上である。(3) 上記BT1 -BT2 が8以下である。(4) 10gの粘着基剤を14cm×10cmの不織布に塗布し、40°C、75%RHで1日静置後、および15日静置後に、SUS304のステンレス板に貼付する。10g/cm2 の荷重を加えたまま37°C、60%RHで6時間静置した後に剥離した時の、ステンレス板に付着残存した粘着基剤の重量がいずれも0.2g未満である。
IPC (2件):
A61K 9/70 320 ,  A61K 9/70 324
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-099180

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