特許
J-GLOBAL ID:200903098458945891

クラッチディスク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148893
公開番号(公開出願番号):特開平8-014270
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 高温でトランミッションオイルの粘度の高いときに生じるアイドリング時の歯打ち音と、低温で同オイルの粘度の低いときに生じるアイドリング時の歯打ち音の発生を防止する。トランスミッションのインプットシャフトのトルクのばらつきにかかわらず、後者の歯打ち音の発生を確実に防止する。【構成】 ハブ3をインナーハブ8とアウターハブ9とに分割して形成する。インナーハブ8とアウターハブ9を低剛性のゴム材13を介して回動方向で連結する。アウターハブ9とドライブプレート4,5を高剛性の圧縮スプリング6を介して回動方向で連結する。ゴム材13を温度低下に応じて剛性の増す特性にする。ゴム材13の剛性を、ゴム材13の最大撓み時の捩りトルクが任意温度においてアイドリング時の標準インプットシャフトトルクのピーク値の20%以上大きくなるように設定する。
請求項(抜粋):
エンジン側から駆動トルクが入力されるドライブプレートと、トランスミッションのインプットシャフトにスプライン嵌合されるハブとが高剛性の弾性部材を介して回動方向で連結され、さらに、前記ハブがインナーハブとアウターハブとに分割されると共に、この両ハブ相互が、低剛性であって、かつ、温度低下に応じて剛性の増す特性を有するゴム材を介して回動方向で連結されたクラッチディスクにおいて、前記ゴム材の剛性を、このゴム材の最大撓み時の捩りトルクが任意温度においてアイドリング時の標準インプットシャフトトルクのピーク値の20%以上大きくなるように設定したことを特徴とするクラッチディスク。
IPC (3件):
F16D 13/64 ,  F16F 15/123 ,  F16F 15/126
FI (2件):
F16F 15/12 C ,  F16F 15/12 K

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