特許
J-GLOBAL ID:200903098459975514

傾斜センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-309301
公開番号(公開出願番号):特開2001-124550
出願日: 1999年10月29日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】 自動車などの車両に搭載でき、振動や外部磁界などの外乱に強く、検知角度の温度特性も良くかつ小型・低背化が可能である傾斜センサを提供することにある。【解決手段】 振り子本体2aの外周近傍に設けた永久磁石3と、この永久磁石3の磁力の大半を集めて通す略コの字のヨーク4と、回動軸6とで振り子アセンブリ2を構成し、回動軸6の軸方向と永久磁石3の磁極方向とを一致させるとともに、永久磁石3の磁極の一方とヨーク4の一端部との間および磁石の磁極の他方とヨーク4の他端部との間に各々渦電流ブレーキ5を挿入することで、地磁気や他の磁界や振動等の外乱に強くかつ、小型・低背で温度変化にも検知精度が安定させたことを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
被取付体に固着される固定体内に設けたベースと、このベースに設けた1対のサポート部材と、この1対のサポート部材間に支持される回動軸が一体に成形された非磁性の材料よりなる振り子本体を有し、この振り子本体に一体に設けられ、前記振り子本体の外周近傍に位置して磁極方向が前記回動軸に平行である磁束発生手段および前記振り子本体に一体に設けられ、両端部が前記磁束発生手段の両磁極面にそれぞれ対向して当該磁束発生手段の磁束の一部を短絡する略コの字状のヨークを含み、上記1対のサポート部材に対して前記磁束発生手段と前記ヨークとが共回り可能な振り子アセンブリと、前記ベースに固定して設けられ、前記ヨークの端部と前記磁束発生手段の磁極面との間の隙間の少なくとも片方に挿入された渦電流ブレーキ部材と、前記振り子アセンブリの回動軌跡の外側に位置するように前記ベースに対して固定されたリードスイッチとを備え、前記振り子アセンブリの回動に応じ前記磁束発生手段の磁束を前記リードスイッチに作用させることにより、当該リードスイッチを開閉するように構成した傾斜センサ。
IPC (2件):
G01C 9/12 ,  G01C 9/06
FI (2件):
G01C 9/12 P ,  G01C 9/06 L

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