特許
J-GLOBAL ID:200903098463051203

分散共有型メモリ管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-052090
公開番号(公開出願番号):特開平5-257796
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】各プロセッサが仮想メモリ方式を持つ分散共有メモリ型マルチプロセッサシステムにおいて、他のプロセッサ上のメモリへの参照速度を向上させる。【構成】自分の仮想記憶空間aに他の演算装置2の任意の物理記憶空間bを登録する物理記憶空間登録手段3と、自らの属する演算装置1が任意の仮想記憶空間aを参照した場合に、本仮想記憶空間が自らの属する演算装置1の物理記憶空間bと他の演算装置2の物理記憶空間bのどちらを指すのかを判定する物理記憶空間判定手段4と、参照した仮想記憶空間aが他の演算装置2の物理記憶空間bを指している場合に、物理記憶空間登録手段3によって登録されている物理記憶空間bを該当する演算装置2に伝える物理記憶空間通信手段5と、他の演算装置1から受信した物理記憶空間bに対して書き込みあるいは読みだし操作をするローカル空間操作手段6から構成される。
請求項(抜粋):
各演算装置が仮想メモリ方式を持つ分散共有メモリ型マルチプロセッサシステムの各演算装置において、自らの属する演算装置に限らず、他の演算装置の任意の物理記憶空間をあたかも自分の物理記憶空間であるかのように自らの演算装置に仮想記憶空間として登録する物理記憶空間登録手段と、自らの属する演算装置が任意の仮想記憶空間を参照した場合に、該仮想記憶空間が自らの属する演算装置の物理記憶空間と他の演算装置の物理記憶空間のどちらを指すのかを判定する物理記憶空間判定手段と、前記物理記憶空間判定手段にもとづき、参照した仮想記憶空間が他の演算装置の物理記憶空間を指している場合に演算装置間通信を用いて前記物理記憶空間登録手段により登録されている物理記憶空間を該当する演算装置に伝える物理記憶空間通信手段と、他の演算装置から受信した前記物理記憶空間に対して自らの属する演算装置内で書き込みあるいは読み出し操作をするローカル空間操作手段とを備えることを特徴とする分散共有型メモリ管理方式。
IPC (3件):
G06F 12/02 570 ,  G06F 12/08 ,  G06F 15/16 320

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