特許
J-GLOBAL ID:200903098468020276

紙葉類認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-250482
公開番号(公開出願番号):特開平5-062045
出願日: 1991年09月03日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【構成】 この装置は、斜行補正部3により読み取り画像の傾きを補正した後、有効領域決定部5によって必要最小限の濃淡画像データを切り出して処理対象とする。この濃淡画像データは2値化され、さらにその境界点画像を得る。これを、識別のために予め用意された境界点画像と比較し、紙葉類1の種類や真偽を認識する。【効果】 境界点画像による認識によれば認識率が高く、必要最小限のデータを切り出して照合を行うため、高速処理も可能となる。
請求項(抜粋):
紙葉類上のデータを読み取るスキャナと、前記紙葉類のデータ読み取り時、紙葉類の搬送状態からその斜行角度を検出し、前記スキャナの読み取り信号を斜行補正してバッファメモリに書き込む斜行補正部と、前記バッファメモリに書き込まれた濃淡画像データを解析して、前記バッファメモリ中の前記紙葉類の端部位置と中心位置を抽出し、前記濃淡画像データの有効領域を決定する有効領域決定部と、前記バッファメモリの中から、前記有効領域の濃淡画像データを読み出して、その濃度の頻度分布より2値化用閾値を決定し、前記紙葉類の占める濃淡画像データを2値化する2値化処理部と、前記2値化された画像データから、白/黒境界点を抽出した境界点画像を得る境界点抽出部と、前記境界点画像と、予め用意された基準となる複数の境界点画像とを比較して、一致率分布を作成する照合部と、前記照合部の出力に基づいて、前記紙葉類の種類、真偽を認識する認識部とを備えたことを特徴とする紙葉類認識装置。
IPC (2件):
G07D 7/00 ,  G06F 15/30

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