特許
J-GLOBAL ID:200903098487768044

制御型液封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-109317
公開番号(公開出願番号):特開2001-295881
出願日: 2000年04月11日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 制御型の液封入式防振装置として、切替室に大気圧と負圧を切替導入するための導入管の圧入による影響を少なくして、安定した液封入性および組立性を得ることができるようにする。【解決手段】 内部に仕切主部材15と仕切板部材16を有する仕切部10を配し、主液室7、第1の副液室8、第2の副液室9および切替室12を設け、両副液室8,9を主液室7とオリフィス13,14により連通させ、仕切主部材15に有する通路21に切替用導入管22を圧入し、切替室12を大気圧と負圧の切替導入可能にしたものにおいて、仕切主部材15の外周面における通路21の開口端周りに筒状胴部3a内周のシールゴム層1aに対接するシール面23を形成し、該シール面23と装置軸心を挟んで反対側に外周面の他部分より広い受圧面25を設け、導入管圧入時の外力を分散できるようにする。
請求項(抜粋):
ゴム弾性体よりなる防振基体と、この防振基体の上下一方側に結合された第1の取付金具と、前記防振基体の他方側に結合された筒状胴部を有する第2の取付金具と、前記防振基体と対向して前記本体胴部に取着された第1のダイヤフラムと、前記防振基体と前記第1のダイヤフラムの間に配設された仕切部と、前記の仕切部と防振基体との間に形成された主液室と、前記仕切部と第1のダイヤフラムとの間に形成された第1の副液室と、前記仕切部の主液室側の内方部に第2のダイヤフラムにより形成された大気圧および負圧の切替導入が可能な切替室と、該切替室と第2のダイヤフラムで隔された第2の副液室と、前記主液室と前記第1および第2の副液室とをそれぞれ連通させる第1および第2のオリフィスとを備えてなる液封入式防振装置であって、前記仕切部が、外周部の前記第1の副液室側に第1のオリフィスを形成するオリフィス用の凹部が設けられた仕切主部材と、該仕切主部材の主液室側に配置されて前記第2の副液室および前記第2のオリフィスを形成する仕切板部材とを有し、これらが前記本体金具にシールゴム層を介して嵌着され、さらに前記切替室から外周部に通じる通路が前記仕切主部材に設けられるとともに、該通路に前記筒状胴部を貫通して大気圧および負圧の切替用導入管が圧入されてなり、前記仕切主部材は、その外周面における前記通路の開口端周りにこれを囲むように前記筒状胴部内周のシールゴム層に対接するシール面が形成されるとともに、該シール面と装置軸心を挟んで反対側に外周面の他部分より広い受圧面が設けられ、前記導入管圧入時の外力を分散できるように構成されてなることを特徴とする制御型液封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/18
FI (3件):
B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 630 D ,  F16F 13/00 620 R
Fターム (10件):
3D035CA05 ,  3J047AA03 ,  3J047CA06 ,  3J047CB06 ,  3J047CB10 ,  3J047CD07 ,  3J047CD12 ,  3J047DA02 ,  3J047FA02 ,  3J047GA01

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