特許
J-GLOBAL ID:200903098495239069

紙片破砕処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯郷 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-333718
公開番号(公開出願番号):特開平6-154636
出願日: 1992年11月19日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 短時間で再利用可能な状態の紙片破砕を行ない機密保持と古紙の再利用を図り、揉みほぐしを十分に、かつ均等に行なう。【構成】 紙片破砕処理装置1はケーシング2と紙片4を巻き込む方向に相互に異なる回転速度で回転する一対の回転軸3とを有し、紙片4に適量の水分を供給するシャワーパイプ8aを備え、開口面積の調節が可能な排出ゲート10を設ける。回転軸3の周面には紙片引裂用カッター11と紙片破砕用カッター12を突設し、紙片破砕用カッター12を構成する矩形厚板12aの回転方向の側面12cは排出ゲート10側に傾斜する。矩形厚板12aの先端部12bの辺長は軸方向に隣接する他の矩形厚板12aまでの距離より長くする。
請求項(抜粋):
略水平に設置する筒状のケーシングの一端部上面には紙片投入用開口部を開設し、他端部側面には開口面積の調節が可能な排出ゲートを取り付け、前記ケーシング内には前記紙片投入用開口部側から前記排出ゲート側に延伸し投入される紙片を巻き込む方向に相互に異なる回転速度で回転する一対の回転軸を軸支し、この回転軸の前記紙片投入用開口部側の周面には紙片引裂用カッターを前記回転軸の軸直角方向平面に対して前記紙片の送り方向に傾斜して突設し、前記回転軸の前記排出ゲート側の周面には複数枚の厚板からなる紙片破砕用カッターを放射状にかつ前記回転軸の軸直角方向平面と平行に複数列突設し、前記紙片投入用開口部近傍の前記ケーシング内には前記紙片を湿潤状態にする給水パイプを付設する紙片破砕処理装置において、前記回転軸は、正方形断面の角軸であり、前記紙片破砕用カッターは、この角軸の同一軸直角方向平面の各辺に矩形厚板を4枚1組として複数組突設し各矩形厚板の前記角軸に対向する辺長を隣接する前記組間の距離よりも長く形成すると共に各矩形厚板の前記回転方向側の側面を前記排出ゲート側に対向するように傾斜して形成することを特徴とする紙片破砕処理装置。

前のページに戻る