特許
J-GLOBAL ID:200903098501021780

非侵襲型治療法用の入り子式に伸縮可能な双極型電極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-519960
公開番号(公開出願番号):特表平9-501859
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】内側電極(4)と、外側電極(D4)と、長さ及び外側面とを有する入り子式に伸縮式可能な双極型電極(1)であって、内側電極(4)に固定されるか、又は該内側電極に関して長さ方向に調節可能である絶縁シース(5)により全側面が覆われるまで、内側電極(4)及び絶縁シース(5)が共に外側電極(2)の内側スペース内に摺動可能に取り付けられ、該外側電極が、内側電極及びその絶縁シースよりも大きい内径と、外径(D2)と、長さ及び外側面表面積とを有し、外側電極(2)がその外径(D2)の周りに絶縁シース(3)を有し、外側電極(2)の全側面まで覆い、外側電極(2)の周りの絶縁シース(3)が外側電極(2)に固定されるか、又は該外側電極に関して長さ方向に調節可能である、双極型電極が開示される。該双極型電極(1)は、体腔又は血管の内腔を通じて人間の体内に挿入可能である。外側電極及び内側電極の少なくとも一方には、外部の供給源(10)から高周波エネルギが供給される。双極型電極(1)は、体内の新生物(12)を切取り、乾燥させ又は切除するために利用される。一つの代替的な実施の形態において、二つの構成要素から成る電極(2、4)は、互いに平行で且つ互いに関して入り子式に伸縮し且つ摺動可能であるように外部に配置される双極型電極(1)の形態とされる。
請求項(抜粋):
末端と、基端とを備え、長さ、厚さ及び外径寸法を有すると共に、外側面を更に備える第一の電極(2)と、 該第一の電極の全外側面にまで取り付けられた第一の層の絶縁体(3)と、 末端と、基端と、長さ及び外径寸法とを有し、外側面を更に備える第二の電極(4)と、 該第二の電極の全外側面まで取り付けられた第二の層の絶縁体(5)とを備える、双極型電極(1)にして、 前記第一の電極(2)及び前記第二の電極(4)が、次のものから選択された方法にて互いに関する形態とされる、即ち、(i)第二の電極(4)が第一の電極(2)内に摺動可能に配置され、第一の電極(2)が内径と、内側スペースとを有する端部が開放した管状の形状であり、第二の電極(4)及び第二の層の絶縁体(5)の合計外径が、第一の電極(2)の内径よりも大きくなく、(ii)第二の電極(4)が第一の電極(2)に対して平行に摺動可能であるように外部に配置され、 前記第一の電極(2)及び第二の電極(4)を互いに外部で摺動可能に結合する手段が更に設けられ、 前記第一の電極(2)及び第二の電極(4)の少なくとも一方に高周波エネルギを供給する高周波発生器(10)を備えることを特徴とする双極型電極。

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