特許
J-GLOBAL ID:200903098504151218

誘導モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-166998
公開番号(公開出願番号):特開平7-031178
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】定常損失ばかりでなく過渡損失も低減することの出来る誘導モータ制御装置を提供する。【構成】一般的なベクトル制御演算部(13〜18)に加えて、トルク指令値に応じて誘導モータの定常損失を最小とする回転子磁束を演算する定常損失最小磁束演算部11と、上記定常損失最小磁束を入力し、ローパス特性を有する伝達関数に基づいて目標磁束および目標磁束の一階微分値を演算する目標磁束演算部12と、上記トルク指令値から所定の伝達特性に基づいて誘導モータの目標トルクを演算する目標トルク演算部14と、を備え、定常的にはすべり周波数を損失最小すべり周波数ωse-optとし、過渡的には磁束応答をトルク応答に応じた最適な値とするように制御することによって、過渡損失を軽減するように構成した。
請求項(抜粋):
トルク指令値と誘導モータの回転速度とに応じて電流指令値を算出し、その電流指令値に対応した多相交流電流で誘導モータを駆動する誘導モータ制御装置において、与えられたトルク指令値において誘導モータの定常損失を最小とする回転子磁束を演算する定常損失最小磁束演算部と、上記定常損失最小磁束を入力し、ローパス特性を有する伝達関数に基づいて目標磁束および目標磁束の一階微分値を演算する目標磁束演算部と、上記トルク指令値から所定の伝達特性に基づいて誘導モータの目標トルクを演算する目標トルク演算部と、上記誘導モータの回路定数に基づき、上記目標磁束と上記目標磁束の一階微分値と上記目標トルクと上記誘導モータの回転速度とに応じて上記電流指令値を演算するベクトル制御演算部と、上記誘導モータに流れる電流を上記電流指令値に追従させるモータ駆動部と、を備え、上記誘導モータの出力トルクを上記目標トルクに対応した値とするように制御する誘導モータ制御装置。
IPC (3件):
H02P 5/41 302 ,  B60L 9/18 ,  H02P 21/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-023086

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