特許
J-GLOBAL ID:200903098509004191

マルチメディア・ファイルの配布のためのファイル・サーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-524776
公開番号(公開出願番号):特表平10-507056
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】任意の遠隔通信ネットワーク(150)によってファイル・サーバ(110)から、これらのネットワークが伝送のために一定の帯域幅の接続を提供するコンシューマ(160)へマルチメディア・ファイルを配信する技法を開示する。コンシューマがマルチメディア・ファイルのプレゼンテーションに関する要求を配信し、ファイル・サーバが前記プレゼンテーション要求に関してこれらのファイルを配信する。提案する方法によれば、マルチメディア・ファイルの伝送速度が、前記情報の配信時に付加的な遅延を生じる、時間によって伝送を展開することによって平滑化される。遅延の最大値に対する最小伝送速度を計算し、これらの値を制御データとして伝送のために与える。これらの制御データがそれぞれのマルチメディア・ファイルに付加され、最大遅延に対応する、プレゼンテーション要求とファイルのプレゼンテーションの間の遅延でマルチメディア・ファイルが配信される。提案する方法により、ビデオ・オンデマンド・ファイルなどの、時間により変動する量によって符号化された時間依存型ファイルを、符号化データの量の所与の変動に関わりなく、またユーザの対話を必要とすることなく一定の品質で伝送でき、それ故、要求されたビデオの連続した再生が行われる。
請求項(抜粋):
マルチメディア・ファイルの情報量が時間によって変化するマルチメディア・ファイル配布環境においてディジタル化マルチメディア・ファイルを配信する方法であって、前記ファイル配布環境が 前記マルチメディア・ファイルの伝送のために一定の帯域幅の接続を提供するネットワーク(150)と、 前記マルチメディア・ファイルのプレゼンテーションの要求を配信する、前記ネットワークに接続された複数の受信機(160)と、 前記マルチメディア・ファイルを記憶し、前記プレゼンテーション要求に関して該マルチメディア・ファイルを配信する、前記ネットワークに接続された複数のファイル・サーバ(110)とを備えており、 前記方法が、 前記情報の伝送を時間によって展開することにより、前記情報の配信における付加的な遅延につながる前記マルチメディア・ファイルの伝送速度を平滑化するステップと、 前記遅延の最大値に合わせて最小伝送速度を計算し、該最小伝送速度を伝送に対する制御データとして与えるステップと、 前記制御データをそれぞれのマルチメディア・ファイルに付加するステップと、 前記プレゼンテーション要求と前記ファイルのプレゼンテーションの間の、前記最大遅延に対応するそれぞれの付加的な遅延で前記マルチメディア・ファイルを前記受信機(160)に配信するステップとを含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
H04N 7/173 ,  H04L 12/28 ,  H04N 7/10
FI (3件):
H04N 7/173 ,  H04N 7/10 ,  H04L 11/20 G

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