特許
J-GLOBAL ID:200903098524483667

壁紙およびその施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 原田 卓治 ,  坂本 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-397455
公開番号(公開出願番号):特開2005-154968
出願日: 2003年11月27日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】 壁面への接着剤から剥離することで壁面に裏打ち紙の薄層も残さずに剥離することができる壁紙およびその施工方法を提供する。【解決手段】裏打ち紙11と装飾層12の積層構造からなる壁紙10で、この壁紙を壁面13に接着剤14を使用して施工した場合に、この壁紙の壁面からの剥離が接着剤14の界面または層間で起こり、接着剤がメチルセルロース系接着剤であって、壁紙の壁面からの剥離強度が100〜500g/3cmであり、この裏打ち紙の層間剥離強度が壁紙の壁面からの剥離強度より大きくなるように構成してある。これにより、壁紙として必要な接着強度を確保でき、これまでの剥離作業と同様に剥離するだけで、裏打ち紙の層間で剥離せずに接着剤の界面または層間で剥離させることができ、しかも壁面の基体上に何も残らないので、壁紙の貼替えと同時に、防火施工とすることも容易となるとともに、施工後の壁紙のつなぎ目部分に目隙きが生じることを防止できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも裏打ち紙と装飾層の積層構造からなる壁紙であって、 この壁紙を壁面に接着剤を使用して施工した場合に、当該壁紙の前記壁面からの剥離が前記接着剤層で剥離され、 前記接着剤がメチルセルロース系接着剤であって、前記壁紙の前記壁面からの剥離強度が100〜500g/3cmであり、 前記裏打ち紙が、パルプ成分と合成樹脂成分を混抄してなり、当該裏打ち紙の層間剥離強度が前記壁紙の前記壁面からの剥離強度より大きいことを特徴とする壁紙。
IPC (2件):
D06N7/00 ,  D21H27/20
FI (2件):
D06N7/00 ,  D21H27/20 A
Fターム (15件):
4F055AA17 ,  4F055BA12 ,  4F055CA18 ,  4F055DA11 ,  4F055EA26 ,  4F055HA18 ,  4L055AF09 ,  4L055AG82 ,  4L055AH16 ,  4L055AH37 ,  4L055BD10 ,  4L055EA07 ,  4L055EA09 ,  4L055FA30 ,  4L055GA23
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平4-108200号公報
  • 高剥離壁紙用裏打ち紙
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-185787   出願人:株式会社興人
  • 特開昭60-239598号公報
全件表示

前のページに戻る