特許
J-GLOBAL ID:200903098532014200

光学部品およびその部品を用いた光分散補償器ならびに光分散補償方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-063847
公開番号(公開出願番号):特開2002-267834
出願日: 2001年03月07日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 従来、通信ビットレートが10Gbps以上、特に40Gbps以上の光通信においては、光ファイバを伝送する信号に波長分散が生じ、通信上大きな支障があり、これを解決する案として、分散補償ファイバを用いる方法、ファイバグレーティング素子を用いる方法、エタロンを用いる方法などが考えられているが、適切な分散補償ができないこと、損失が大きいこと、装置が大型になり、コストも高いことなど多くの課題があった。【解決手段】 光透過層を挟んで平行に配置した反射体とフィルタ層を有する光学部品を用いることにより上記課題を解決した。前記光学部品のフィルタ層を挟んで前記光学部品の反射体と1〜30度の角度をなして対向配置した第2の光学部品の反射体とによって、分散補償を行った。
請求項(抜粋):
通信伝送路に光ファイバを用いる光通信に用いることができる光学部品であって、光通信に使用することができる光(可視光および非可視光のいずれでもよい)を入射光とするとき、前記光学部品が、特定の波長の入射光を透過するがその他の波長の入射光は反射するという性質を有するフィルタ層と、少なくとも1層の光透過層と、前記光透過層を少なくとも1層挟んで前記フィルタ層と対向するように配置された反射体と、を有しており、さらに、前記フィルタ層は、その入射面における入射光の入射位置を変えることによって透過光の波長が異なるように構成されているとともに、入射光に対する光路長(以下、単に、光路長ともいう)として考えたときの該フィルタ層の厚み方向において、該透過光に関する光学的性質が対称であるように構成されており、前記反射体は、前記反射体への入射光の中心波長の光に対する反射率が99.9%以上であり、前記反射体と前記フィルタ層はほぼ平行に配置されていることを特徴とする光学部品。
IPC (6件):
G02B 5/28 ,  G02B 5/26 ,  G02B 6/26 ,  H04B 10/28 ,  H04B 10/02 ,  H04B 10/18
FI (5件):
G02B 5/28 ,  G02B 5/26 ,  G02B 6/26 ,  H04B 9/00 W ,  H04B 9/00 M
Fターム (16件):
2H037BA00 ,  2H048FA05 ,  2H048FA07 ,  2H048FA09 ,  2H048FA22 ,  2H048FA24 ,  2H048GA07 ,  2H048GA09 ,  2H048GA13 ,  2H048GA22 ,  2H048GA34 ,  2H048GA51 ,  2H048GA60 ,  2H048GA62 ,  5K002CA01 ,  5K002FA01

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