特許
J-GLOBAL ID:200903098542868908

遠心分離機及び血液の相分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159482
公開番号(公開出願番号):特開平8-173850
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 血液を収容する管をその軸線が遠心力の方向と整列しない状態で遠心分離機にかけて血液の相を効率的に分離する装置と方法を提供する。【構成】 本発明の遠心分離機と方法においては、患者標本管が最初に遠心力と整列していない間に高速回転してボイコット効果を利用し、次に遠心力と整列している間に高速回転して分離された相の間にゲルが存在するようにし適当なシールを形成する。係止具が用いられ、係止具が開かれるまで管をその整列しない位置に保持する。
請求項(抜粋):
ゲル分離器と患者の標本とを収容する管を高速回転する遠心分離機であって、回転体と、前記回転体に関連作動するよう連結され、該回転体を回転軸線の周りに回転し該回転軸線から放射方向に遠心力を発生させるモーターと、前記回転体上の枢軸の一端部に近接して回動自在に取付けられ、長手方向の軸線を有する患者標本試験管を保持するよう構成された標本管保持器と、前記一端部とは反対側の前記保持器の端部に近接した位置に配設された係止具であって、前記保持器が前記係止具を除き前記枢軸の周りに自由に回動可能であり、前記係止具の位置と前記枢軸とが、前記回転体の半径とは90度を含むゼロでない角度で整列しないで前記回転体が回転している時に前記管保持器の中の管にボイコット効果をもたらす、前記試験管軸線の第1の位置を形成し、前記係止具の位置が前記枢軸よりも前記回転体軸線からより遠くにあり、さらに前記係止具が、前記管保持器と係合する閉じた位置と前記管保持器を解放する開いた位置との間で作動する2つの係止位置を有している、係止具と、前記試験管軸線が前記回転体の半径とほぼ一致し前記管の内部に完全なゲルのシールを形成する第2の位置で、前記管保持器の自由に回転するのを停止させる、前記回転体上のストッパ、とを具備している管を高速回転する遠心分離機。
IPC (3件):
B04B 5/02 ,  G01N 33/48 ,  A61K 35/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-139756

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