特許
J-GLOBAL ID:200903098543444788

吸着余力残存状態及び吸着能力回復状態の判定方法並びに同装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-000587
公開番号(公開出願番号):特開平7-198232
出願日: 1994年01月07日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 冷凍機用の冷媒を回収する技術、および、冷媒ガス中に混入した非凝縮性ガスを抽気する技術を改良してフロン公害を完全に防止し得るシステムを開発するために必要な、「吸着タンク内の冷媒吸着剤が、冷媒ガスを吸着・脱離している反応の進捗状態を判定し得る方法および技術」を提供する。【構成】 冷凍機1に設けられた抽気装置31が大気中に放出していたガスを、冷媒吸着剤を収納した吸着タンク34に流通させ、含有されている冷媒ガスを吸着除去する。上記抽気装置31の放出弁31aの作動状態をセンサ80で検出しその作動回数、もしくは放出時間に基づいて自動演算装置81で吸着余力の残存状態を算出し、残存余力表示器86に表示させる。冷媒ガスを吸着飽和した吸着タンクから冷媒ガスを脱離させて再生する場合にも、上記の技術を応用できる。
請求項(抜粋):
冷凍機に装着した抽気装置の放出弁に、冷媒吸着剤を収納した吸着タンクを接続して、放出ガス中に含まれている冷媒ガスを吸着除去する場合、上記放出弁がガスを放出する作動の回数を計数して、上記の計数された回数に反比例して吸着タンク内の冷媒吸着剤の吸着余力が減少するものと推定し、上記の計数された回数が予め定められた回数に達したとき該吸着タンク内の冷媒吸着剤が吸着能力を消耗し尽くしたものと判定することを特徴とする、吸着余力残存状態の判定方法。

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