特許
J-GLOBAL ID:200903098558775055
ガスタービン燃焼監視装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-271674
公開番号(公開出願番号):特開平6-123239
出願日: 1992年10月09日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】本発明は、正常な燃焼状態においては安定なガスタービンの運転が可能であり、燃焼異常状態では的確に検出してガスタービンを保護するガスタービン燃焼監視装置を提供することにある。【構成】本発明は、燃焼器から出るガス温度を温度検出器によって測定し、各燃焼器の燃焼状態を監視するガスタービン燃焼監視装置において、実燃料流量指令値もしくはその相当値が、運転中の実負荷もしくはその相当値から計算される計画値を上まわったことを検出する上限リミット検出手段と、前記ガス温度のうち一部のガス温度が低下したことを検出する下限リミット検出手段を設け、これら2つの検出手段により燃焼器の失火もしくは燃焼異常を検出するように構成しているので、燃焼器が異常の場合にはガスタービンを安全に停止させることができ、また排ガス温度測定用の熱電対が断線しても誤トリップすること無くガスタービンの運転を継続することができるので、ガスタービン発電プラントの信頼性を高めることができ、電力ピーク時の誤トリップによる電力安定供給障害を防止できる。
請求項(抜粋):
圧縮空気と燃料により高温、高圧のガスを発生する燃焼器をタービン軸に環状に複数配置し、ガスタービンの出口に環状に複数配置した温度検出器によって燃焼器から出るガス温度を測定し、各燃焼器の燃焼状態を監視するガスタービン燃焼監視装置において、実燃料流量指令値もしくはその相当値が、運転中の実負荷もしくはその相当値から計算される計画値を上まわったことを検出する上限リミット検出手段と、前記ガス温度のうち一部のガス温度が低下したことを検出する下限リミット検出手段を設け、前記2つの検出手段により燃焼器の失火もしくは燃焼異常を検出するようにしたことを特徴とするガスタービン燃焼監視装置。
IPC (2件):
前のページに戻る