特許
J-GLOBAL ID:200903098561849868

金属の接合方法及び接合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-263841
公開番号(公開出願番号):特開2002-066759
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】【課題】高い接合強度を得る。【解決手段】第1及び第2金属部材W1、W2を合金材料としてのZn-5Al層又はZn溶融メッキ層Wcを介して重ね合わせ、第1金属部材W1における第2金属部材W2との接合部分Pに相当する表面部位に回転工具1を押圧していくと、アルミニウム合金が摩擦により撹拌されて塑性流動を開始する。塑性流動が促進されると、アルミニウム合金表面の酸化被膜が破壊されて、Zn-5Al層又はZn溶融メッキ層Wcとアルミニウム合金とが相互に拡散してAl,Al-Zn,Zn-Al,Fe-Zn,Feとからなる拡散層を形成し、更に塑性流動が促進されてAl-Zn-Fe合金層となってアルミニウム合金板W1と鋼板W2とが接合される。
請求項(抜粋):
第1金属部材と第2金属部材とを重ね合わせて、非溶融の状態で摩擦により撹拌させて接合する金属の接合方法において、前記第1金属部材と第2金属部材との接合部分に、該第1及び第2金属部材と拡散可能な合金材料を介在させ、前記第1金属部材における前記第2金属部材との接合部分に相当する表面部位に回転部材を押圧し、前記回転部材の回転により、前記第1及び第2金属部材の接合部分を非溶融の状態で摩擦により撹拌させて非溶融撹拌層を形成すると共に、前記合金材料を該非溶融撹拌層に拡散させて、該第1及び第2金属部材を接合することを特徴とする金属の接合方法。
Fターム (4件):
4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067CA01 ,  4E067EC03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭60-033587

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